みなさんは、初デートは、どこに行きましたか?初デートで、いい印象を与えると、その恋は、うまくいく気がしますよね。
そんな訳で、今日の【おやじギャグ劇場】は、部長が、娘のジュリナの初デートを邪魔する。「バイバイ哀愁デートの巻」です。
【おやじギャグ劇場】 第922回
ゴロウ「なんか、さっきから、変な男が、ついてくる気がするんだよな」
ジュリナ「変な男?(クルッ)パパ!」
ゴロウ「パパ?」
ジュリナ「パパ・・・パパラッチじゃない」
ゴロウ「よし、僕が、ビシッと言ってくるよ」
ジュリナ「だめよ変態かもしれないわよ。いいわ。私がパパに話をつけてくるわ」
ゴロウ「パパ?」
ジュリナ「パパ・・・パパァ ~っと、話をつけてくるわ」
ゴロウ「大丈夫?」
ジュリナ「大丈夫よ。これでも、ママに空手習ってたから」
(ツカツカ)
ジュリナ「ちょっとパパなんで、あとつけて来るのよ」
部長「だって、変な男だったら心配じゃないか」
ジュリナ「パパより変な男なんていないわよ。とにかく、もうついて来ないでよ」
(映画館前)
ゴロウ「ジュリナちゃん。映画何見たい?」
ジュリナ「そうね。踊る大・・・」
ブーコ「バイオハザードがいいわ」
ジュリナ「ゲッ、パパ」
ゴロウ「パパ?」
ジュリナ「パパ・・・。パパイヤ鈴木が出てる映画がいいわ」
ゴロウ「そんな映画あったかな?ちょっと聞いてくるよ」
(ツカツカ)
ジュリナ「ちょっとパパなんでいるのよ、しかも、女装までして」
ブーコ「ふふふ・・・私は、パパじゃないわ。オカマのブーコよ。オカマだけに、オカマいなく」
ジュリナ「そうは、いかないわよ。これ以上邪魔したら、ママに言いつけるわよ」
ブーコ「わかったわよ。もう、オカマいしません」
(夜・帰り道)
ゴロウ「映画面白かったね」
ジュリナ「そうね。・・パパのイビキがうるさくて、映画に集中できなかったけど、あっ先輩。ここでもう、結構です。今日は、楽しかったわ」
ゴロウ「そう 。ジュリナちゃん。じゃあ、おやすみのキスをしてもいいかな」
ジュリナ「それは、ちょっと」
ゴロウ「キスだけだよ。いいだろう」
ジュリナ「ごめんなさい」
ゴロウ「いいじゃないかキスくらい」
(ブチュー)
ブーコ「どう?坊や私とのキスのお味は、いかが」
ジュリナ「パパ~」
ゴロウ「ええ~。このオカマが、ジュリナのパパ~」
ブーコ「もっと、はげしいキスしてあげるわよ」
ゴロウ「ひぇ~。勘弁してください。サヨナラ」
(ピユー)
ジュリナ「パパ助けてくれてありがとう」
ブーコ「もう、男はオオカミなんだから、気をつけなくちゃダメよ」
ジュリナ「パパもママとデートしてる時は、オオカミになったの?」
ブーコ「オオカミなんかにならないわよ。私は、ママにおお~神よって、崇められていたのよ」
ミナミ「誰が神だって」
ブーコ「ゲッ、ミナミちゃん」
ミナミ「あんたは、神じゃなくて、髪がないんじゃ~ボケ~」
(パコ~ン)
ブーコ「ひぇ~おお~神よ。ブーコを救いたまえ」
ジュリナ「ダメだこりゃ」
・・・おわり・・・