ついに今日は、部長のお見合いの日がやってきました。(部長のお見合いその1は、6月8日に掲載)。さあ、部長とクリステルのお見合いは、うまくいくのか?そして、ミウラちゃんの恋の行方は?
「部長のお見合い。その2の巻」お楽しみに。
【おやじギャグ劇場】 第79回
リリコ「あっ、部長、いたいた」
マリコ「どこですか?」
リリコ「ほら、窓際の席よ」
フミカ「クリステルさんも来てるわね。やっぱりきれいな人ね」
ミウラ「それで、調査の結果はどうなぅたんですか?」
リリコ「わぁ~。ミウラちゃんなんでいるのよ」
ミウラ「ちょっと、気になっちゃって」
フミカ「大丈夫よ。もうすぐ来るわよ」
ミウラ「来る?誰が・・・・???」
* * * *
部長「いや~。今日はいい天気でよかったですな」
クリステル「そうですね。気持ちいいお天気ですね」
部長「こんな事を聞いてなんなんですが、なんでワシなんかとお見合いする気になったんです?」
クリステル「はい、実は、部長さんにお会いするの、今日が初めてじゃないんです」
部長「そうでしたっけ、いつお会いしました?」
クリステル「私の車が故障して困っている時、助けてもらったんです」
部長「そうでしたか、あの時の・・。車だけに、助けが来るまで(車で)待つ。なんてね」
クリステル「おもしろい。部長さんって、楽しい人ですね」
部長「そうですか。じゃあ、紅茶は。こう、ちゃんと飲もうなんてね」
クリステル「すごい。部長さんて、ダジャレの天才ですね」
部長「天才(天災)は、忘れたころにやってくる。なんてね」
* * * *
マリコ「なんか、盛りあがってますよ。何話してるんでしょうね」
リリコ「どうせ、しょうもないオヤジギャグでしょう」
* * * *
部長「はっくしょん・・」
クリステル「あら、お風邪?テッシュどうぞ」
部長「すみません。テッシュだけに撤収します。・・たぶん。部下が噂してるんでしょう」
男の声「クリステル!」
クリステル「カビラさん。どうしてここへ」
部長「ワシが呼んだんです。申し訳なかったが、二人の事は、部下が調べてきてくれました」
クリステル「・・・・」
部長「あなたたちは、愛しあって、結婚する約束までしていたのに、お父さんに反対され、わかれたそうですな」
クリステル「・・・・」
部長「クリステルさんは、それで、ワシとお見合いをして、カビラさんの心をひきとめたかったと違いますか?」
カビラ「クリステル。君がお見合いをすると聞いて、僕の気持ちに整理ができたよ。これから、もう一度お父さんに会って、結婚を許してもらおう。もう、絶対君を離しはしないさ」
クリステル「カビラさん・・」
部長「さあ、早く行って、お父さんだけに、ここを通さん(父さん)。なんて言われないようにな」
クリステル「部長さん。私、なんて、お礼をいったらいいか」
部長「いいんですよ。さあ、早くいって」
クリステル「じゃあ、失礼します」
* * * *
フミカ「どうやら、一件落着みたいね」
リリコ「よかったわね。ミウラちゃん・・・あれ?ミウラちゃんは?」
* * * *
部長「クリステルちゃん美人だったな。まあ、ワシには、AKB48のあっちゃんがいるからな」
ミウラ「部長」
部長「ミウラちゃん。なんでここに」
ミウラ「部長。私じゃ、ダメですか?」
部長「ダメじゃないぞ。ミウラちゃんなら大歓迎だ」
ミウラ「本当ですか?」
部長「ああ、ここの支払。接待費で落としてくれないか?」
ミウラ「・・バカ・・(バシッ)」
部長「・・痛い・・やっぱり、接待費は無理だったか・・・とほほ・・また、自腹かよ・・」
* * * *
フミカ「やっぱり、部長の結婚は、もう迷宮入り決定ね・・」
・・・つづく・・・