ちょっと前の話になるが
ゴールデンウィーク中に家庭訪問があった。
ノン太の学校での様子は友達とよく遊び
授業は真面目に聞いているようだ。
さて、担任の先生から言われたことで
最も意外だったのが
息子さん、算数得意ですよね?
の一言だった。
エッ!?
声が出るほど驚いた。
ノン太は算数が苦手で
得意だと言われたのは初めてだったのだ。
昨年秋、受験勉強を始めた時は
小1の計算問題からやり直したほど酷かった。
入塾してからも大苦戦で
他の教科を捨てて、算数に振り切って
家でフォローしないと授業についていけなかった。
そんなノン太を先生が
「算数が得意」
と言っている。
私は胸がいっぱいになった。
そして
私:「先生~‼ そうなんですか⁉(小声)
いや……そうなんです!
息子、算数得意なんです!」
と言い放った。
家庭訪問の時、ノン太は近くでちゃっかり
話を聞いているのを知っていたので
私はリビングにいるノン太に聞こえるよう話した。
先生:
やっぱり!
それじゃ普段、家ではどんな遊びを
していますか?
私:「パズルや工作をしています」
先生、もっとノン太のこと褒めたってぇー!
と言う思いが先行して
普段、家でやっている遊びだけ話した。
本当は公園でサッカーをすることが多いのだが…
先生:玄関に飾っていた立体パズルを指差して
なるほど!もしかしてこれは息子さんが作ったものですか?
私:「そうです。立体パズル、大好きなんです。」
先生:
いや~こういうのを普段からやっているから算数がよくできるんですね。
素晴らしいです。
空間認識力がついている子は伸びますよ!
これからが楽しみです。
先生〜〜!!
よくぞ言ってくださいました!
褒めてくれて So〜 Thank you!!
欲しい言葉をいただけて本当にありがたかった。
ノン太の励みになるだろう。
程なくして家庭訪問が終わり
部屋にいたノン太の顔を見ると
ニヤニヤと嬉しそうだった。
ノン太の耳に、先生の言葉がちゃんと届いたようだ。
算数の苦手意識を払拭するのは
こういうことなのかもしれない。
ポジティブな言葉。
ストレートな褒め言葉。
やる気が湧き、力がみなぎるからだ。
その日、ノン太は初めて自分から算数の問題集を開いて
問題を解いていた。
私はノン太の小さな変化を見逃さないよう
ブログに記録。
そして、先生のように
ポジティブな言葉をノン太にもっとかけていこうと
決めた。
当たり前のようにやっていた遊びも先生から見れば
凄いことで、褒めてくれた。
先生の一言が、ノン太の算数に対するやる気を上げた。
私は褒め足りなかったなと反省した。
おまけ
子供が算数を楽しいと思えるようになるには
ちょっとした仕掛けが大事。
それを教えてくれたのがプレジデントファミリー
2025年1月号だった。
気になる方はぜひ読んでみてほしい。
とはいえ、やっぱり普段から子供を褒めることが
一番効くのだと先日の家庭訪問で実感した。
先生を見習って、子供のいいところや
頑張っていることを
もっともっと見つけて褒めようと思った。
もう1つおまけ
ノン太がはまっている立体パズルはこちら↓