いつも読んでいただき

ありがとうございます。



前回の続きになります。


父は転倒したのを発見されたが

面会時の様子が

いつもと違うので

迷った末に

救急車を呼んだところ

呼吸状態が悪いことがわかり

心不全と診断されて

ICUに入りました。





今から半年ほど前に経験した

タイムラインセラピーの

レッスン?

お試し?の話の続きですが


私が思う父の好きなところを思い出し

そのエピソードを思い浮かべ

その際の

色や匂い、風の色など

五感で感じるものを思い浮かべるという

割と簡単な作業をした。



父は

スポーツ万能だったので


子どもの時に

父兄のソフトボール大会に

さーっとやってきて

ホームランをかっ飛ばしてくれ帰って行ったような記憶がある。


今の苦手な父を振り払うために

そんな光景を思い浮かべたと思う。


 野球 野球 野球 野球 野球 野球 野球


何でもできる人が

脳梗塞の後遺症で

今までのように思うように動かない身体と

意思の伝達の困難さに苦悩したと思う


闘病中の母や

息子の介護看病で疲れている姉には

気丈に振る舞い

当たれるのは私だけだったんだろう。


それはそれはキツかった。


しかも 遠方に嫁いだ娘が

頻繁に帰省するようになり

母が入退院を繰り返すのが同時期であったので

私が母を邪険にして

病院にほりこんだのではないか

今まで元気だったではないかと

疑うので キツかった。


今 思えば 少し

アルツハイマー症状が出ていたのだと思うが 

怒ることが増えて怖かった。


息子の看病があるので

全く顔を見せなくなった姉のことばかり

褒めて



実際 休職して

夫婦別居して

両親の介護をしている私には

キツいのが

本当に悲しかった。


それまで 遠距離介護していた時には

照れながらも感謝してくれていたのに

母が弱るにつれて 父は怖くなった。



そもそも

両親が二人で生活できなくなったので

私が通うようになったのだが


私が来るようになって

良くないことが起きるようになったと

疫病神に思われたたころがあった。


母は私に負担をかけるのが苦手な人。


母のたっての希望で

夫婦で入居した

自宅すぐ近くの老人ホーム

(自分の母親がお世話になって とても良かったらしい)


近所に住む姉の希望でもあったが


手続きをした私が恨まれた。

情けなくて涙が出た。


母は

インスリンの自己注射が必要だったので

ホーム入居したものの

私が毎日通って注射を打つ必要があった。

母と仲良くしている横でも

父は機嫌が悪く 怖かった。



父 イコール えこひいき

父 イコール 嫌い


それは

そう簡単になくなるわけはないと思っていたが


なんと


いつのまにか


父 イコール 青空

爽やかなスポーツマン

目に浮かぶのはグラウンドで

活躍する若かりし頃の笑顔の父

多趣味で快活な父


野球 ゴルフ 富士山 カラーパレット


そんなにくっきり光景が浮かばないが


そんな感じに

やんわりと

塗り替えられたように思う。



父に言われた言葉や 

受けた扱いに関して

忘れたわけではないが


嫌な感情が消えたら

自分の心が軽くなる

それを実感できて

ありがたかった。



それどころか

頭に流れてきては

鼻歌が出てしまう曲は


🎵ニッコリ笑う ニッコリ笑う 

明日天気になあれ 音譜


父の笑顔を願う曲なのだ。



私にゆとりが出てきた 合格


ペアを組んだ方が号泣されてたのは

私の話が

まるで自分の話のようだと共感してくださったからで


似たもの同士のセッション相手だったのも運が良かったのかもしれない。



ICUの父に

どうか元気になってと願い

早く退院しようと励まし

体をさすり

手を握り 

頭を撫でて


看護師さんたちからは

とても仲良し父娘に見えていたと思う。