神奈川県の小学校。
ピアノのユキアリマサ
さんにお誘いいただき学校公演に行ってきました。
メンバーはユキさんとベース、アコーディオン、そして私の4人。
ユキさんとベーシストの方は何回か行っているので、ものすごく馴染んでました。
私とアコーディオンの方は初めて。
私たちと生徒の間に、ものすごく距離を感じずにはいられなかったなぁ。
でもこれでこそ素直な小学生の態度ですよね。
あの人は一体?!
って顔。
絶対この距離縮めたいなぁ、って思いましたが、そんなの考える必要なにもなかった。。
ユキさんが、音楽が、あっという間にこの距離を縮めてくれたんです。
今回、小学校四年生のクラスにお邪魔させていただいたんだけど、何をやるのか全くと言っていいほど聞かされてなかったんですよね。
私もアコーディオンの方も。
そんな中で授業は始まり。
まずは私たちの紹介から。
アコーディオンのお兄さんです!って始まったかと思ったら、ユキさんから質問攻め。
小学生にじゃなくてこちらに!
楽器の説明や、どうやって音をだすのか、いろんなことを聞かれて答えてた彼。
その時ふって思ったんです。
私、何きかれるん?って。
手持ちの楽器もないし…
ちょっと、不安。。
そして私の番。
今までこの学校にヴォーカルの方は来たことがなかったらしく、小学生にまずは質問。
この人は何の楽器だと思いますかぁ?
歌うひと~!
一発で答えられ。
ユキさん、
なんでわかったの?
って聞いたんです。
小学生は
何にも楽器持ってないからぁ~!
だって。
鋭い!!
そして、ユキさんから私への質問。
ジャズって何?
みんなが(生徒)知ってる音楽と何が違うの?
って。
私は、
リズムが違うかな。
って答えました。
そして、
じゃあ、その違いを証明してみて!
とユキさん。
証明?!
いきなり難しいっ!
って思ってたら、教科書の中のグリーングリーンという曲を感じたままに歌ってみてって言われたんです。
1コーラスはふつうに。
2コーラス目からいきなりユキさんのピアノがジャズに!そりゃもう自然と歌い方も変わりますよ!
生徒も釘付けだし私も何かを感じずにはいられませんでしたよ。
理屈じゃなく、「感じる」といったことを大事に授業は進められていったんです。
ユキさんから発せられる音を、生徒が、私たちが、感じて目まぐるしい展開で時間が過ぎていく。
圧巻でした。
私も勉強になる!
生徒たち、時間とともにリズムを感じて楽器や声できちんと表現してくれましたよ!
子供だからって侮ってはいけません。
子供だからこそ、なんですよね。
素直に感じる心を生徒から教えてもらいました。
約2時間の中で、私にとっても大きな大きな収穫。
素晴らしい機会を与えてくださったユキアリマサさんに感謝です。
本当に、本当にありがとうございました。
お昼は生徒と一緒に給食です。
美味しいのなんの!
こんなに美味しかったっけ?給食って…
しっかり残さず食べてきました!
*枝豆とお味噌汁と秋刀魚の蒲焼、そしてご飯と牛乳でした。。
何から何まで充実の1日でした。
あー、いい疲れだぁ。