昨日は辻村深月さんのツナグを読みました。死者と一度だけ会えるお話です。

ファンタジーはあまり読まないけど、入院中に親友が持ってきてくれて、今頃になりました。



私がひとり選ぶなら亡き息子だけど、喋れないから成長した姿で会いたいな。

夢の中なら、成長した姿を見たかもしれません。



私は霊感もないし不思議な体験もした事がないけど…

火葬の前の日に自宅で寝る夜、息子が夢に出てきてほしいなって思いながら眠ると、小学1年くらいの男の子と、その後ろに少し大きな男の子、二人が前後に並んで一緒に楽しそうに笑いながら、手品を披露してくれる夢を見ました。


 

今書きながら思い出すと、前に立った背が低い男の子の様子しか浮かばないけど、背後にもう一人男の子が立っていました。朝起きてすぐ主人に、妊娠出来たら次も男の子かもしれないって話しました照れたまたま見た夢だけど、ふとそんな気がしたんです。


亡き息子が私を励ますために見せてくれた夢だといいな、と思います




4月の陽性から8月の流産までの約4カ月、流産した時は流産が悪夢なんじゃないかと思ったけど、今は妊娠が夢だったんじゃないかと思えるくらい儚い日々でした。



心拍確認から流産まで数えたら120日くらい。どんな過ごし方してたのか思い起こすと、目一杯幸せな日々だったわけじゃなく、不安と心配が多くて…今思えば勿体ない過ごし方をしてしまった。


初期は眠気が凄く寝てばかりの毎日だったし、眠気がない時はスマホのゲームばかりしてた。

胎教のためにショパンを聴かせたり、胎動のキックゲームをしたくて寝る前にポンポンと叩きはしました。



思い描いた妊婦生活は、育児書を読んだりベビーグッズを手作りしたりの有意義な日々だったけど、安定期を過ぎて歩くのがしんどい程お腹が出てからにしようと先延ばしにしていました。

検診で経過が悪くなってからは検索ばかりして過ごしたし、お腹をさすったり話しかけたり頻繁にしなかった気がする。


もっと沢山言葉で話しかけたら良かったえーん

前置胎盤の人が胎盤動け~って毎日語りかけたら治ったとか、赤ちゃんがさよならを言いに夢に出てきたとか…

そんな体験談を読むと、私と赤ちゃんの繋がりは希薄だったかもしれない、と後悔します。

エコーで動く姿は見れたけど、胎動は一度も感じた事がありませんでした。感じてみたかったなショボーン



ストレスは赤ちゃんに良くないのだから、心配事や不安があっても赤ちゃんを信じて励ましてあげたらよかった。泣きながら姉に電話したり、弱音を吐いてばかりだった。


いつも後悔ばかり書いて暗い内容ですみませんえーん