みなさま、こんばんわ🌜
今日の東京は晴れでした🌞
本日は定例会
本日は、2ヵ月に1度の ヒアリング・ヴォイシズ研究会の定例会 でした🙂
対面とオンライン両方で開催されています。
私は東京からオンラインで参加させていただきました。
ヒアリング・ヴォイシズ研究会
「ヒアリング・ヴォイシズ」とは、以下の意味です👇👇👇
ヒアリング・ヴォイシズ
「ヒアリング・ヴォイシズ」とは、
- 聞こえる体験をそのまま「ヒアリング・ヴォイシズ=声が聞こえる」という言葉でとらえなおし
- 体験者の言葉を大事にして、その体験への理解・対処・支援について、体験者と周囲の人たちがともに学び
- 「聞こえる本人の自己理解」と「関係者の理解や視点の拡がり」を進める
| 日本臨床心理学会編(2010)『幻聴の世界―ヒアリング・ヴォイシズ』pp.144, 中央法規出版株式会社 |
我が国では、佐藤和喜雄さんと、藤本豊さんが中心となって活動されています。
▼ Facebook ヒアリング・ヴォイシズ研究会
定例会の様子
今回も対面とオンラインのハイブリッド開催でした。
初参加の方もおられ、総勢28名の大勢での開催となりました👏👏👏
対面の開催地は以下となっております。
- 就労継続支援B型 夢うさぎ(東京都多摩市)
- あすなろ福祉会表町事業所(岡山県岡山市)
- 奏奏 SOUSOU(長野県松本市)
体験を分かち合う
今回の「ヒアリング・ヴォイシズ研究会の定例会」では、以下の内容についてディスカッションが行われました。
- 幻聴が聞こえている時の対応(本人)
- どんな幻聴が聞こえるか
- 「死んでしまえ病」の対応
- ご家族さんは今
参加者の方のプライバシーもあり、どこまで書いていいかわからないのですが、統合失調症を巡る貴重な体験談をお聞きすることができました。
ここでしか聞けないお話でした。
「死んでしまえ病」の衝撃
ある参加者の「死んでしまえ病」の話が衝撃的でした。

参加者
私自閉症で、統合失調症の診断はまだされていないんですけど。

参加者
声が聞こえてくるんですよね。
「死んでしまえ」って。

参加者
色々考えて落ち込むと、また「死んでしまえ病」が・・・。

参加者
声とどうやって付き合っていったらいいのか、いっしょに考えてほしいです。
馬場禮子氏の『改訂 精神分析的人格理論の基礎―心理療法を始める前に』という本によると、人は外部の世界を心の中に取り込んで、それを材料とし心を構築していく、とのことでした。
ある参加者の女性に「死んでしまえ病」という発作が起きるのは、現代社会の基準に照らして考えた場合、自閉症(知的障害も併存)の自分はもう死んでしまった方がいいと判断しているということになります。
自立するしか生きる術がない現代社会で、自閉症で知的障害者ということは自立はほぼ不可能で、生産性のない社会のお荷物としての人生になるということを意味します。
残念ですが、自閉症で知的障害者が自らを「死んでしまった方がいい」と思うのは、現代社会の基準に照らすとあっています。
市民を無作為に1000人選び、全員に同じことを聞いても、ほとんどの答えは「その通り」になると思います。
「死んでしまった方がいい」と自ら思う自閉症のある知的障害者。
一方で、人生が楽しくて永遠に生き続けたい高IQの私。
「社会の基準にとらわれず、自分らしい新しい生き方を模索する」とかキレイごとをいくら言っても、結局はこういうことなんですよね。
この話を思い出すたび、悲しくて悔しくて、私は涙が止まりません。
人生はどうしてこんなに残酷なんでしょうね。
ヒアリング・ヴォイシズ Japan 全国集会 in 東京
▼ Peatix
来る11月29日(土)、30日(日)は、ヒアリング・ヴォイシズ Japanの全国集会が開催されます。
開催場所はなんと東京大学![]()
せっかくなので、今回は東大からの対面参加のチケットを購入しました![]()
東京大学にご興味がおありの方は、ぜひご参加ください。
オンラインのチケットもあります。
ヒアリング・ヴォイシズ研究会 定例会のお誘い
ヒアリング・ヴォイシズ研究会は、奇数月(隔月)の第2土曜日に定例会を開催しています。
次回の開催は以下の日程となっています。
- 日付:2026年1月10日(土)
- 時間:14:00~16:00
- 開催:対面(東京・岡山・松本)・オンライン(Zoom)併用
- 費用:無料
ご興味のある方は以下のメールアドレスまでメールを送ってください👇👇👇
mbodaiju@mx1.kcv.ne.jp
佐藤和喜雄さんのパソコンにメールを送ることができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋









