みなさま、こんばんわ🌜
今日の大阪は、良いお天気の暖かい1日でした🌞
カウンセリング・トレーニング研修 モジュールⅢ
今日は朝から カウンセリング・トレーニング研修 の日でした😄
カウンセリング・トレーニング 第3部の3回目でした。
講座風景
講座の風景はこのような感じでした。
今日は32名が参加して、ナラティヴ・セラピーを学びました😃
第13章 感情と価値観に取り組む
本日のテーマは、第13章 感情と価値観に取り組む です。
今日はP443の「イントロダクション」からスタートしました。
感情について
午前中は、横山克貴さんから「感情」についてのお話がありました。
P443の冒頭に、スーザン・M・ジョンソン(Susan M. Johnson)博士の『感情に焦点を当てたカップルセラピーの実践 』(原題:The Practice of Emotionally Focused Couple Therapy)という本から、1文が引用されていました。
感情は人の内側にあるコンパスのようなもので、世界に対する私たちの向きを定め、出来事に対する個人的な意味づけに関して決定的な情報をもたらす
Johnson, S. M.(2004)『The practice of emotionally focused couple therapy: Creating connection(2nd ed.)』pp.65, Brunner-Routledge |
この文章を読んだ時に、
人間の情動のコントロールは、「感情」と「理性」の2系統なんや❗
まるで、自律神経とホルモンの関係みたいで面白い😃
実希
と思いました。
感情は人間が人間である理由なんですね😊️
第13章の前半は、主に感情を扱うカウンセリングについて書かれていました。
カウンセリングでは、感情を扱うことは避けて通れないので、すごく参考になると思いました。
ディスカッション(AM)
午前中のディスカッションでは、興味深い意見がたくさん出ました。
参加者
P456のリストは、心の中にこっそり置いておきたい感じ。
参加者
面接室の中で語られていない気持ちもあると、私はちゃんとわかっているだろうか❓
P456のリストは自分に問いかけないといけない。
参加者
P456の最後の「クライエントに強い感情を共有してもらえるようなカウンセリング能力を身に着けることは、(中略)クライアントに寄り添って旅路を歩めるよう、意識して磨きをかけていくべき能力なのである。」という部分、大好き❗
RCって❓
午前中のディスカッションで、RC という言葉が出ました。
「RC」という言葉をよく聞くけど、何のことかわからないし、調べてもそれらしい情報がでてきません。
思い切ってディスカッションで聞いてみると、親切な参加者の方が
参加者
NPACCでは、北欧ノルウェーのトム・アンデルセンらが提唱したリフレクティング・チームを、カナダのオタワ大学のデイヴィッド・パレがスーパービジョンに応用したリフレクシヴ・スーパービジョンを参考にしたものを活用しています。
参加者
ただ、スーパービジョンというと、提供する方も受ける方も敷居が高くなるので、リフレクシヴ・コンバセーション(RC)と呼んでいます。
と教えてくださいました。
いっしょに、デイヴィッド・パレのその論文のタイトルも教えてくださいました😃
「RC」が何のなのかよくわかりました😃
感情を扱う
午後からは、国重浩一さんのお話がありました。
午後の講座で、
たとえネガティブな辛い感情であったとしても、それを否定せず、感情に向き合い、受容していくプロセスが大切なんや💡
実希
変えるのは、感情じゃなくて、感情と自分との関係なんや💡
実希
とわかりました。
ディスカッション(PM)
午後のディスカッションでも、興味深い意見が出ました。
感情を身体の一部として近くするって、まるでイマジネーション療法みたいですね😃
実希
参加者
前にゲシュタルト療法の勉強をしたけど、ゲシュタルトは感情を身体のどこかに位置づけるんです。
ゲシュタルトもナラティヴも、思想ベースはいっしょみたいですよ。
感情の身体化について話していると、まるで「心とは何か❓」を探求しているようで面白かったです。
身体的な感情に向き合うワーク
最後に、「身体的な感情に向き合うワーク」をしました。
これは、最近「強い感情を抱いた話題」について話すもので、強い感情を抱いた対象を外在化することで、見つめ直すワークでした。
2人でペアになってワークを行いました。
すると、私もペアの方も、「強い感情をいただいた対象」を外在化することができました❗
質問されることで、対象をありありと物質化することができて、スムーズに外在化が行えました😃
私の時も、ペアの方の時もうまくいったので、逆にビックリしました。
呼吸法などを取り入れたワークだったので、以前自分で取り組んだ「マインドフルネス」の知識を活用して、ワークを行いました。
すると、予想以上にうまくワークをこなすことができました😃
最初の頃にワークがうまくできず、あまりの下手さに臨床心理士さんに怒られてたのが遠い昔のようです。
ワークを行うたびに、成長を実感できて嬉しいです😄
いよいよ練習の成果が出てきたのかもしれません😉
それぞれの道
今日の講座の終わりころに、「お別れの時が近づいている」と感じました。
私の行く道は、NPACCや、今いっしょにナラティヴ・セラピーを学んでいる仲間たちとは違うのです。
私はこれから放送大学大学院に進学しなければならないし、更にその先の臨床心理系大学院で、臨床心理士兼公認心理師の資格を取得しなくてはなりません。
大学院の卒後は、日本臨床ナラティヴ・セラピー協会の設立や、精神障害者の支援・治療の仕事が私を待っています。
昨年の2月から受講してきた「カウンセリング・トレーニングコース」も、残すところあと4回。
残り僅かな講座を楽しみに、旅立ちの準備を進めます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋