みなさま、こんばんわ🌜
今日の大阪はだいぶ涼しくなりました🍁🍂
1 | 本日は定例会 |
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本日は、2ヵ月に1度の ヒアリング・ヴォイシズ研究会の定例会 でした🙂
対面とオンライン両方で開催されています。
私は大阪からオンラインで参加させていただきました。
私は、隔週土曜日に「カウンセリング・トレーニングコース」を受講しており、9月の定例会が講座の日で出席できなかったので、4ヵ月ぶりの参加です。
2 | ヒアリング・ヴォイシズ研究会 |
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「ヒアリング・ヴォイシズ」とは、以下の意味です👇👇👇
⭐ヒアリング・ヴォイシズ
「ヒアリング・ヴォイシズ」とは、
- 聞こえる体験をそのまま「ヒアリング・ヴォイシズ=声が聞こえる」という言葉でとらえなおし
- 体験者の言葉を大事にして、その体験への理解・対処・支援について、体験者と周囲の人たちがともに学び
- 「聞こえる本人の自己理解」と「関係者の理解や視点の拡がり」を進める
参考 | 日本臨床心理学会編(2010)『幻聴の世界―ヒアリング・ヴォイシズ』pp.144, 中央法規出版株式会社 |
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我が国では、佐藤和喜雄さんと、藤本豊さんが中心となって活動されています。
▼ Facebook ヒアリング・ヴォイシズ研究会
3 | 定例会の様子 |
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こちらはオンラインの画面です👆👆👆
定例会は、対面会場9名、オンライン10名の計19名の参加でした。
こちらは東京都八王子市の対面会場の様子です👆👆👆
対面の東京会場は、多摩草むらの会の夢来(就労継続支援B型)です。
▼ 夢来(就労継続支援B型)多摩草むらの会
4 | 体験を分かち合う |
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「ヒアリング・ヴォイシズ研究会の定例会」では、毎回、以下のような方々が集まり、様々なお話をされています。
- 声が聞こえる人
- ご家族の方
- ヒアリング・ヴォイシズの活動に興味のある方
「声が聞こえる」ということで、当事者の方は 統合失調症 の診断を受けられている方が多いです。
今回の定例会でも、興味深いお話をたくさんお聞きすることができました😊️
当事者の方やご家族の方々が、「声が聞こえる体験」を分かち合っておられました。
5 | 声への上手な対処群と下手な対処群 |
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『幻聴の世界 ― ヒアリング・ヴォイシズ』という本に、「声」が聞こえている人には、大きく分けて
- 声への上手な対処群
- 声への下手な対処群
の2つの対処群があると書かれていました。
1987年に、オランダのリンブルグ大学の社会精神医学の教授だったマリウス・ロウム氏が、「声」を聞く人たちに、アンケート調査を行いました。
その結果、「声」が聞こえている人のうち、34%の人々が「声をうまく扱うことができる」と回答し、66%の人々が「できない」と回答しました。
「声」が聞こえていても、うまく立ち回っている人と、統合失調症患者になっている人がいることがわかりました。
「声」が聞こえていても、1度も精神科を受診したことのない人が、意外に多くいることがわかったのです。
6 | 上手な対処群と下手な対処群の比較 |
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こちらは、上記の本のP149に掲載されている表です👆👆👆
この表によれば、「声」が聞こえていても、うまく立ち回れる人は、声が聞こえ始めてから様々な声の変化を体験しながら、声が聞こえることを受け入れ、これと付き合う方法を見つけている人でした。
「声」に上手に対処できる人は、自分に自信があり、社会性やコミュニケーション能力が高く、現実への対処能力が高い人だと思います。
「声」も人生の一部と考えれば、社会にうまく適応して人生を謳歌できている方は、どんなことにもそれなりに上手に対応できるので、「声」にもうまく対応できているということだと考えます。
7 | 現実対処能力を高めるアプリ |
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私はこう考えました。
現実への対処能力を高めれば、「声」が聞こえている統合失調症患者さんの回復を促進でき、社会復帰させることができるのではないか❓
少なくとも、幻聴に振り回されることが少なくなるのではないか❓

実希
つまり、統合失調症患者さんの回復を促進するためには、統合失調症患者さんの現実への対処能力を、高められるようなアプリを作ればいいのではないか💡 と。
「ヒアリング・ヴォイシズ研究会」の定例会では、当事者や家族の方々が、「声」について心を開いて話し合い、思いをわかちあっておられました。
こういった活動をアプリ化すればいいのではないかと思いました。
8 | ヒアリング・ヴォイシズ研究会 定例会のお誘い |
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ヒアリング・ヴォイシズ研究会は、奇数月(隔月)の第2土曜日に定例会を開催しています。
次回の開催は以下の日程となっています。
- 日付:2024年1月13日(土)
- 時間:14:00~16:00
- 開催:対面(東京)・オンライン(Zoom)併用
- 費用:無料
ご興味のある方は以下のメールアドレスまでメールを送ってください👇👇👇
mbodaiju@mx1.kcv.ne.jp
佐藤和喜雄さんのパソコンにメールを送ることができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋