みなさま、こんばんわ🌜

今日の大阪は涼しく過ごしやすい1日でした😊️

 
1 カウンセリング・トレーニング研修 モジュールⅡ
 
 

今日は朝から カウンセリング・トレーニング研修 の日でした😄

 

カウンセリング・トレーニング 第2部の3回目でした。

2 研修風景
 
 

研修風景はこのような感じでした。

 

今日は35名が参加して、ナラティヴ・セラピーを学んでいます😃

3 第7章 問題と望みを定義して描き出す 
 
 

本日からテキスト(『協働するカウンセリングと心理療法』)の第Ⅳ部に入りました。

 

本日のテーマは 第7章 問題と望みを定義して描き出す です。

 

クライエントの問題を特定するための

  • 名づけの権利
  • 外在化
  • ダブル・リスニング
  • ミラクル・クエスション

などの技法の説明がありました。

 

4 技法いろいろ
🍀 名づけの権利(P217)

クライエントにとって何が問題であるのか、その問題の代わりにクライエントは何を望むのかについて、いちばんの特権があるのは クライエント自身 です。

 

自分の経験を名付ける権利があるのは、クライエントなのです。

🍀 問題というアイデンティティを抜け出す(P226)

クライエントと問題を切り離せるような言葉を一緒に探すことを 外在化 と言います。

 

「外在化」は、人と問題の間に比喩的に隙間をつくり、新たな選択を行える余地を生み出します。

 

「外在化」はただのテクニックではありません。

 

「外在化」とはある種の姿勢であり、実際に言語で表現することが必須となります。

🍀 問題と望み ー コインの表と裏(P232)

「問題とは、変化への望みであり、ただどうやったらそれが成し遂げられるのかまだわからないもの」のことです。

 

問題と望みは、まさにコインの表と裏の関係になっているのです。

5 ミラクル・クエスション
 
 

テキストの238ページに、ミラクル・クエスション の説明がありました。

 

「ミラクル・クエスション」は、奇跡という観念をゲーム的に持ち込み、クライエントに想像を膨らませて探索を進めてもらうための質問方法です。

 

「ミラクル・クエスション」は、バーグやド・シェイザーが考案しました。

 

ミラクル・クエスションは、カウンセリングで「もし朝起きた時、それまで抱えていた問題が全て解決していたら、あなたはどうふるまうか❓」という「たられば」の架空の話をクライエントにしてもらいます。

 

自分の望みがなかなか言葉にならないクライエントに、将来のイメージを描いてもらうために「なぜかわからないが、未来を映し出してくれる水晶玉を見つけたとしたら」とクライエントに伝えるところからスタートする方法もあります。

 

または、5年後、全ての問題が解決した未来を想定して話してもらったり、5年後の自分から今の自分にあてて手紙を書いてもらったりもします。

 

「もし問題が全て解決したらどんな人生が待っているか❓」という方向から、問題の解決を促す技法とも言えます。

 

浩さんから「ミラクル・クエスション」の説明を受けた時、私の頭の中に「5年後の未来」が見えました。

 

5年後、私は臨床心理系の専門職大学院に進学しており、卒業を間近に控えています。

 

翌年には公認心理師の国家試験の受験がありますが、大学院を卒業できることと学位を取得できることへの達成感に満ちています。

 

大学院の前期博士課程は2年課程なので、私が大学院に入学するまで後3年ということがわかりました。

6 ミラクル・クエスションのワーク
 

 

今日の最後に、「ミラクル・クエスションのワーク」を行いました。

 

3人1組に分かれ、それぞれ

  • 話し手 1人
  • 聴き手 1人
  • オブザーバー 1

の役割を担いました。

 

私は「オブザーバー」の役で、ミラクル・クエスションの対話を聞かせていただきました。

 

「話し手」と「聴き手」の対話の中で、「話し手」は顔を輝かせながら、小さな夢が叶った架空の未来の話をイキイキと語りました。

 

20分の対話の後で、「話し手」は

 
セミロングの女性

話し手

ミラクル・クエスションの話をしたことで、私が望む未来に向けて、今日から少しずつ行動していこうと思いました。

 

と、夢の実現に向けて行動変容の決意を話しました。

 

ミラクル・クエスションのものすごい効果に驚きました😃

7 今日の気づき
 
 

講座が終わってから、紅茶を淹れてエクレアをいただきました☕😋

 

「外在化」や「ダブル・リスニング」や「ミラクル・クエスション」など、ナラティヴ・セラピーは技法のバリエーションに富んでいて、すごく面白いと感じました。

 

それに「ミラクル・クエスション」で、私の未来が見えたことにもすごく驚きました。

 

臨床心理系大学院に進学するまで後3年ということで、受けるかどうか悩んでいたナラティヴ・セラピーの次の高度な講座を受ける決心をしました。

 

カウンセリングの勉強をすることで、私の人生が面白くなっていっているような気がしています(笑)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋