みなさま、こんばんわ🌜

今日の大阪は1日中雨☔でした。

 
1 カウンセリング・トレーニング研修

本日は 5回目のカウンセリング・トレーニング研修 でした。

 

今回のコースは2月からスタートしたモジュール1で、5月の次回の研修で最終となります。

 

カウンセリング・トレーニングは2年かけて学ぶコースなので、次回の研修に次のモジュール2の案内があるそうです😊

40歳を超えておばちゃんになっても、気軽に学びを続けられるなんて、ワクワクします🎵

2 治療関係の重要性(AM)

今回の研修は内容が難しかったです。

🍀 中立という神話(P96)

心理療法やカウンセリングには400を超える様々な理論がありますが、カウンセリングの質を決めるのは、理論ではなく カウンセラーのケアの姿勢 とのことでした。

 

カウンセラーから見て、積極的に力になってあげたいと思うクライエントもいれば、そうではないクライエントもいます。

中にはカウンセラーに敵意を示したり、害を与えたりするクライエントもいます。

カウンセラーはあらゆる形の暴力や虐待に抗いつつ、常にクライエントの側に立とうとしなければいけないのです。

 

このケアの姿勢は看護の姿勢とよく似ています。

 

ノーベル平和賞受賞者のアメリカの作家のエリー・ヴィーゼル(Eliezer Wiesel)は、セラピーを「道徳的な探求」と表現しました。

 

エリー・ヴィーゼルはハンガリー出身のユダヤ人で、ホロコースト生還者でもあります。

 

なぜなら

 
Eliezer Wiesel

Wiesel

セラピーは苦しみのうちにある人々の側に積極的に立つ。

 

ことでもあるから、とのことでした。

 

エリー・ヴィーゼルの有名な言葉に

 
Eliezer Wiesel

Wiesel

愛の対義語は憎しみではなく無関心だ。

人々の無関心は常に攻撃者の利益になることを忘れてはいけない。

 

もあります。

マザー・テレサの言葉と良く似ていますね。

🍀 自己開示と治療関係(P99)

カウンセリングの中心はあくまでクライエントです。

クライエントとカウンセラーの対話の中で、カウンセラーが個人的な経験を話すことは推奨されていません。

 

しかし、カウンセラーが個人的な経験をクライエントと共有することで、治療関係に貢献することもあります。

カウンセラーが経験を打ち明けた方が良いかどうかは、「ときと場合による」とのことです。

 

カウンセラーがカウンセリングで個人的な経験を開示する場合は、見境なく共有するのではなく、意図的に開示を行えるように意識を変化させることが必要となります。

もし自分が経験を話すとクライエントがどう感じるか、よく考えてから話すべきとのことです。

 

私はカウンセリング・トレーニングとは別に、リスニングの研修も受けていますが、まさにこの「自己開示」のところで詰まっています😅

つい自分のことをしゃべっちゃうんですよね・・・。

自分の話題を話さないでいるって難しいです😅

3 治療的スタンス ― 同伴者としてかかわる(PM)

カウンセラーはクライエントとのやりとりを通して、関係を作り上げていきます。

クライエントとの関係の中で、カウンセラーがどんなスタンスをとっているのかを振り返ることは、とても重要とのことです。

 

私はカウンセリングをやったことがないので、想像でしかないのですが😅

 

アメリカの著明な家族療法のセラピストで、ソーシャルワーカーでもあったウィリアム・マドスン博士は、スタンスについて次のように述べています。

 

William C. Madsen

Madsen

私にとって最も重要な臨床的資質とは、クライエントにかかわるなかでとる態度やスタンスや感情的な姿勢である。

このうち、スタンスが、その後の臨床的なかかわりのすべての土台になる。

 

カウンセラーが相手にどう関わるのかということが鍵となります。

 

カウンセラーは、クライエントが自身の強みをうまく使えるように同伴者として関わり、クライエントが苦悩しているときも喜んでいるときも、その傍らに立つことが求められています。

 

内容は何となくわかりましたが、難しかったので完全に理解はできていないような気がします😅

4 「価値観」「スキルや能力」「エイジェンシー」に目を向けるワーク

今日の研修の最後に 「価値観」「スキルや能力」「エイジェンシー」に目を向けるワーク をしました。

 

テキストの115ページのクライエントとカウンセラーの会話の事例から、クライエントのどの発言が「価値観」「スキルや能力」「エイジェンシー」に当たるのかを読み取るワークです。

 

「エイジェンシー」とは「行為主体性」とも訳され、自分の意志に基づいて行動しているという感覚のことです。

 

4人1組の小グループに分かれてワークを行ったのですが、小グループの中で私が最も読み取りができていませんでした・・・😅

 

小グループの中に、精神科病院で勤務されている現役の臨床心理士の方がいらっしゃったのですが、やはり読み取りが抜群にうまかったです✨

クライエントの何気ない発言に的確な質問をすることで、自然な流れで話題を深堀りしたり、ドミナント・ストーリー的なクライエントの訴えから、クライエントが本当に望んでいるオルタナティブ・ストーリーを探り出されていました。

 

プロとの実力の差を感じさせていただきました😅

5 内容が難しいので要復習
 

今回は予習が間に合わなかったこともあって、今日の研修はいつもよりも難しく感じました😅

テキストは既に購入済で、いつでも復習できるのが利点です。

 

今は基本情報技術者試験の勉強でアタフタしていますが、落ち着いたらテキストを読み直して復習したいと思います😉

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋