みなさま、こんばんわ🌜

 
1 社会構成主義が切り開く未来

本日は 鮫島輝美さんと学ぶ社会構成主義が切り開く未来 というオンラインイベントに参加させていただきました😄

 

このイベントは日本臨床心理学会主宰の催しで、このイベントをもって私は日本臨床心理学会を卒業させていただきます。

このイベントが、私の日本臨床心理学会のラストイベントとなりました。

 

来年度(2023年4月以降)は年会費を納めず、学会員の資格を更新しない予定です。

2 社会構成主義とは❓

社会構成主義とは、社会に存在するありとあらゆるものは人間が対話を通して頭の中で作り上げたものであるという主義・考え方のこと を指します。

 

つまり、社会のありとあらゆるものは身近な人間関係の上に成り立っている ということです。

そう考えると、人間関係はすごく大事ですね。

 

社会構成主義といえば、ケネス・J・ガーゲン が有名です😉

 

2022年1月に、日本臨床心理学会主宰の『関係からはじまる』の読書会に参加させていただいたことが、日本臨床心理学会とのご縁のはじまりとなりました。

 

読書会から1年が過ぎて、今となってはすごく懐かしいです😊

 

3 イベントの様子

鮫島輝美さんのお話を聞こうと、19人のメンバーが集まりました😉

鮫島さんを入れて、参加者はちょうど20人でした。

4 鮫島輝美氏について

鮫島輝美 さんは、現在、関西医科大学の看護学部の教授の先生をされています。

 

鮫島さんは元々大学で経済学を学ばれ、会社員として会社に就職されましたが、勤務先の会社が倒産。

心と身体を両方見れる職業として、看護師になることを決意されました。

看護大学で看護師資格を得た後、1度看護師として臨床に出られ、数年の勤務ののちに京都大学の大学院に進学されました。

現在は研究者として活躍されています。

 

社会の上の方の階級の方なのに、すごく気さくな方です。

頭の回転がすごく早い上に性格もめっちゃ良い方で、鮫島さんのお話をお聞きしていると、「なるほど。こういう方が天に選ばれて研究者になれるんだなぁ。」とすごく思います。

 

今回も鮫島さんのお話が胸に響きまくるステキな催しとなりました😊

5 知的生活を送るには
 

日本臨床心理学会の催しに参加させていただき、改めて思うのは 知的水準の高さ です。

知の世界はある種の高みだなぁと思います。

知的生活を送れることは、本当に素晴らしいことだと思いました。

 

私は自分が障害者なので、障害者のコミュニティに参加し、障害者世界を生きています。

障害者の世界は残念ながら一種の底辺でもあり、学会とのレベルの差をすごく感じます。

 

学会は障害者を含む万人に開かれた場でもありますが、参加を希望する人全員が気軽に参加できるわけではありません。

知的生活を送るには条件があり、つまり「衣食住の全てが足りている状態で、尚且つ知的好奇心を追求することができる」という条件を満たさなければならないからです。


哲学や臨床心理学の分野の学究活動は素晴らしい活動ではありますが、学問は仕事や生活とは別次元のお話で、どれほど学術活動に打ち込んだとしても生活の足しになることはあまりありません。

なので、本職の研究者でない場合は、生活の基盤を安定させた後に、余力をもって学究活動に取り組む必要があります。

生活のための仕事で忙しかったり、そもそも生活そのものが安定していない場合は、学究活動に取り組むことはできないのです。

この時点で、働いて生活を安定させることが難しい障害者は、ほぼほぼ学究生活を送れないことになります。

 

つまり、誰もが生活のために必死な現在の我が国において、学究活動に取り組めるのは、選ばれしエリート ということになります。

人文系で研究者になれる確率は、宇宙飛行士になれる確率とほぼ同じぐらいだと思います。

 

日本臨床心理学会に参加させていただいたおかげで、1年と少しではありますが、ささやかな学究活動に取り組む機会をいただけて、本当に楽しかったです😊

今まで本当にありがとうございました😄🖐

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました😄

また来てね~😄👋