みなさま、こんばんわ🌜
この記事は2022年7月7日(木)の出来事です。
バタバタしていて忙しくて、投稿が遅れてしまいました😅
1 | 友達からの電話 |
---|
会社の出勤日に仕事から帰宅すると、友達から電話がかかってきました。
2 | 友達は知的障害者 |
---|
私に電話をかけてきたのは、知的障害者 の友人です。
療育手帳の区分は最も重度の A判定(概ねIQ35以下)。
※ 知的障害+肢体不自由+内部障害(臓器)の重複のため療育区分A相当
年齢は20歳台後半ですが、精神的にはやっと7歳ぐらいです。
知的障害あるあるですが、手足に麻痺や内部障害(臓器)もあります。
これも知的障害あるあるですが、行動障害 があり、時に自分では自分の行動をコントロールすることができなくなることがあります。
そのせいで、これまで様々な問題が発生し、やむなく入居したグループホームや、数少ない受け入れ先であったB型作業所を退去 / 退所処分になったりしてきました。
現在は両親とともに自宅で暮らしています。
3 | 電話の内容 |
---|
友達
B型作業所をクビになってん。
なんでなん❓
(支援が行き届いた知的障害専門の良い作業所やったのに…)
実希
友達
ビーズ(作業に使う)をゴミ箱に捨てたり、勝手に出て行って外を歩いたりした から。
(B型を退所になったのは無断外出したからやな…)
外に出て行ったりしたらあかんやん。
作業所におることはでけへんの❓
実希
友達
わかってるけど、止められへんねん。
今、生活介護を探してる。
ずっと家におるとお母さんがしんどいって。
生活介護の方がいいかもね…。
(B型のストレスに耐えられへんかったか…)
実希
友達
精神科も変わることになった。
どんどん病気が増えていくから、お母さんがあかんて。
発達障害とかなかったのに、発達障害の病気も増えたから、お母さんが怒ってる。
精神科の先生は間違ったことは言ってないんやけどねぇ~・・・。
〇〇ちゃん(友達)は知的障害があって、そのせいで発達障害みたいな症状が出てるから、発達障害って言われてるねん。
でもこれ以上病気を増やされたくないお母さんの気持ちもわかるなぁ😅
実希
友達
今度、新しい精神科に行くことになってん。
〇〇という新しいクリニック。
でも予約がいっぱいで、次行くのが9月やねん。
そうなんや。
次行くとこが合うとええなぁ😃
実希
友達
私、しんどいねん。
実希ちゃんみたいに、私のしんどさをわかろうとしてくれる友達はほかにおらん ねん。
お母さんも、「実希ちゃんと出会えたのは本当に良かった」って言ってる。
もっと私の話を聞いてほしいから、実希ちゃんみたいな友達を紹介してくれへん❓
そうしてあげたいけど、それはでけへんねん。
だって、私みたいに無料で障害者を助けている人を私以外に知らんから。
私みたいに話を聞く人は誰もおらんねん。
実希
友達
ええ~・・・。
そうなんや。
私みたいに障害者の話を聞いてくれる人はみんな必要としているけど、そんな人はおらんねん。
お金を払えば聞いてくれる人はいっぱいおるけど、障害者はお金をたくさん払えないし。
こうなったら、話を聞いてくれる友達を作るしかない ねん。
スマホで私と電話するみたいに、話を聞いてくれるアプリを私が作るしかない。
アプリが完成すれば、いつでもお話を聞いてくれる友達ができるよ。
実希
友達
その友達と話したい。
どうやって話せばいい❓
まだアプリができてないから、話されへんねん。
2025年完成の予定やねん(まだ開発までいってないけど・・・)。
完成したらテストに参加してな。
テストの間は無料やから。
完成すれば月300円ほどの利用料を考えてるねん。
実希
友達
お金払うんやったら使われへんわ。
お母さんが許してくれへん。
テストの間は無料やから。
私もアプリで稼ぐ気はないけど、アプリを動かすのにもお金がかかるから、無料やとすぐに止まってしまう。
たくさんの人に利用してもらうことで、何とか月300円で使えるようにするんや。
実希
友達
そうなんや。
友達とは50分ほど電話で話をしました。
4 | 障害者を支援したい人がいない問題 |
---|
知的障害者の友達は 知的障害のしんどさを理解してくれて、話を聞いてくれる友達がもっとほしい と言っていました。
でも、今のところ、無償で障害者の話を聞いてくれる人は私以外に知りません。
もし、私のように障害者のお話を無償で聞いてくださる方がおられれば、私は喜んで頭を下げてお願いさせていただきます。
知的障害者の友達に限らず、きめ細やかな支援を必要としている障害者やご家族の方はたくさんおられます。
でも、無料で助けてくれる人はほぼいません。
私は「支援」と言えるほどの大したことはしていません。
具体的にはこんな感じです👇👇👇
- 電話で障害者の話を聞く
- 障害者が行きたい場所にいっしょに同行する
- 障害者が必要としている資料を郵送する
- B型作業所を探している人に友達を介して斡旋する
- 障害者の代わりに荷物を受け取り期日まで保管しておく
- 障害者の友人関係に巻き込まれる(誘われる ➡ 入っていく)
私は 人として当たり前のこと しかしていません。
専門的な資格や知識や技能は何もいりません。
いつでもどこでも始められる簡単なことばかりです。
それでもこういうことを やっているのは私だけ です。
私しかやっていないということは
私の限界=支援の限界 ということになります。
誰もが1日24時間という地球共通の条件に則って生きている以上、1人の人間ができることは限られています。
私が助けられるのは、私の周りのせいぜい数人の友達だけです。
必要としている支援がなくて困っているのが私の周りの数人の友達だけなら、私1人で十分です。
しかし問題は、多くの障害者とそのご家族の方々が支援を必要としているのに、支援したい人がいないこと です。
何かと便利な社会なので、お金をお支払いすればそれなりの支援は受けられますが、支援に多額のお金を支払える障害者(とご家族様)はそんなにたくさんはいません。
私以外の人がもっと積極的に障害者を支援するべきであるとは、私は考えていません。
人には色んな事情があって、すぐに障害者支援を始められない方もたくさんおられると思います。
5 | 支援を創造するという解決法 |
---|
支援を必要としている障害者(とご家族様)がたくさんいるのに、支援者がいなくて支援が行き届かない問題について、私は AIを活用したアプリを開発することで支援の選択肢を増やす という解決方法を提案します。
つまり、障害者支援のオートメーション化(自動化)です☝🏻
もうこれ以上、来るはずのない支援者を待っていることはできません。
なぜなら私以外の誰も無償では障害者支援をやりたくないか、できないからです。
他人にやりたくないことを強制することはできません。
ないならば、自らの手で作り出す 以外にありません。
支援を自らの手で創造する べき時期が来たと私は考えます。
ITで全ての問題が解決できるとは考えていませんが、それでも ITソリューションによって解決できる障害者の問題はたくさんある と思います。
障害者支援を拡充させるために、1日も早くエンジニアになれるように頑張ります😃💪
最後までお読みいただき、ありがとうございました😄
また来てね~😄👋