皆様こんにちわ😄✋

昨日、私は「第1回 医療デザイン大学 LIVE」に参加しました😉

 
第1回 医療デザイン大学 LIVE

 

第1回 医療デザイン大学LIVE
医療 x デザイン x [変革者]
固定観念をぶちこわそう

 

「第1回 医療デザイン大学LIVE」とは、変革し続ける”トップランナー”によるクロストーク&ワークショップです。
当日は、横浜の会場でのリアルイベントとzoomのウェビナーを用いた『ハイブリッド』な会とのことです。

簡単に言うと、医療・介護・地域福祉の分野において多大な功績のある方が、自らの経験に基づいた貴重なお話を順番にお話ししてくださる研修のようなものです。

 

私は大阪からオンライン参加でした😄

大阪の自宅からたった1,000円で横浜のイベントに参加できるなんて、オンラインイベントの普及に感謝感謝です✨

 
参加した理由

私のお目当てはもちろん憧れの✨小澤竹俊先生でした。

 

小澤竹俊先生について

 

小澤 竹俊(おざわ たけとし、1963年1月29日 - )
日本の医師(東京慈恵会医科大学医学部医学科卒)。
東京都出身。
めぐみ在宅クリニック(在宅療養支援診療所)院長。
一般社団法人 エンドオブライフ・ケア協会 理事。

🍀 ご経歴
小澤先生はもともと救命救急センターで循環器内科の医師をされていた。
その後、病院の内科の医師として勤務された。
更にその後、ホスピス病棟で緩和ケアに従事された。
現在、開業(めぐみ在宅クリニック)され、在宅医療に従事されている。

🍀 診療以外のご活動
診療の傍ら「いのちの授業」と題し、日本全国の小中学校、高等学校で講義を行った。
現在、多死社会に向け人生の最終段階に対応できる人材育成の必要性を訴え、活動されている。

私の学生時代の夢は、緩和ケア認定看護師になることでした。

看護の道というのは全く思い通りにならないので、精神障害者にならなくても緩和ケア認定看護師になれていたかどうかはわかりません😅

小澤竹俊先生は、もし私の希望が叶って緩和ケア認定看護師になれていたら、私が歩む道の先におられたはずの偉大なパイオニアだったのです✨

(領域が全く異なる今でも仰ぎ見させていただいておりますが😅)

 
プログラム

⏰ 14:00 オープニング
<日本医療デザインセンター 桑畑健>


⏰ 14:05 授業その1. 『 ”変革”の鍵を握る固定観念』
<講師:株式会社チェンジウェーブ 佐々木裕子>

⏰ 14:30 授業その2. 『折れない心を育てる いのちの授業』特別篇
<講師:エンドオブライフ・ケア協会 小澤竹俊&千田恵子>

⏰ 15:00 授業その3. 『すべての人が”ほどほど幸せ”で生きるために』
<講師:株式会社ぐるんとびー菅原健介>

⏰ 15:40 授業その4. 『「仕事と介護」の両立への変革』
<講師:株式会社リクシス 酒井穣>

⏰ 16:15 クロージング
<日本医療デザインセンター 桑畑健>

⏰ 16:30 閉会

 
いざイベントへ❗

 

著名人の方々から貴重なお話を聞くことができました。

パソコンで視聴させていただきながら、タブレット(Bluetooth キーボードとマウス付でノートブックのようになっている)のメモアプリで詳細にメモを取らせていただきました😄

しかし公開させていただいて、私が公開しているのが見つかると何となくマズい気がするので、自重させていただきます。

 

🍀 小澤竹俊先生の『折れない心を育てる いのちの授業』特別篇

 

本当に小澤竹俊先生のお話はいつものように心に沁みわたりました✨

小澤先生のお話をお聞きするだけで、いつも涙が出そうになります。

小澤先生のお話の背景に、小澤先生がこれまで携わられてきた医療が見え隠れしているような気がして、私は小澤先生の医師としての在り方と、小澤先生が携わられてきた医療に感銘を受けるんです。

私は今は事務職員ではありますが、一応元看護師です。

なので、私のバックボーンには私が実施させていただいてきた看護が確かにあるはずで、私の中には白衣を着ている私自身が今もまだ存在していることを感じます。

小澤先生と私は、医師と看護師で職種は異なりますが、かつての私は小澤先生のような人になりたかったんだろうなと思います。

 
印象に残ったこと

皆様はさすがご活躍されている著名人の皆様だけあって、お話を聞かせていただくでたくさんの気づきをいただくことができました。

誠にありがとうございました😄✨

 

特にその中で印象に残ったこと。

1. 菅原健介氏の取り組み

🍀 菅原健介氏

 

🔸 株式会社ぐるんとびー代表取締役

🔸 理学療法士

🔸 中学・高校時代をデンマークで過ごした帰国子女

 

🍀 ぐるんとびー

 

🔸 神奈川県藤沢市内にあるUR団地の1室を認知症高齢者のグループホームとして運用

🔸 同じUR団地内に、認知症高齢者、菅原氏と菅原氏の家族、ケアスタッフとその家族が全員で暮らし、共同体を形成している

🔸 「みんなでいっしょに住ながら、困っている人を助ける」という理念の元、完全ではないほどほどの幸せを目指している

🔸 デンマークの思想家、ニコライ・グルンドヴィ(フォルケホイスコーレの祖)の教育思想に基づいて運営されている

🔸 ペースト食しか食べられないとして退院されてきた利用者さんに、退院後1週間でかつ丼を食べさせ、その様子を動画でオンライン上にアップしたところ、「こんな危ないことをさせて💢」と大炎上したらしい

 

 

 

🍀 人には失敗する権利がある

 

🔶 正しさや常識なんて場所や地域で変わる

▶ 子どもが生まれると社会全体で育てていく

▶ 高齢者に胃瘻をすることは、本人が食べ物を拒否しているのに本人の意思を無視して無理やり食べさせることになり、虐待になる

▶ 本人がやりたい ≠ まわりが○○した方がいい(本人の意思無視)

▶ ダメだというのではなく、応援できる社会に変わっていく

 

🔶 人には失敗する権利がある

▶ 人には「失敗する権利」がある

 

🍀 ほどほどの幸せを追求する

 

🔶 完全でないほどほどの幸せ

▶ ほどほど幸せ=問題のある人を排除しなくてもいい

▶ 量は質を凌駕する

 

🔶 やりたいことをやるから、生活が輝く

▶ やりたいことを育てる

▶ やりたいことを支える

 

🔶 自分たちが間違っていることもある

▶ すべての人が自分たちの意見に賛同してくれるわけではない

▶ 反対意見は必ずある

▶ 人間なので合う合わないがある

▶ それを言って来ないことが気持ち悪い

⭐ 菅原健介さんのお話をお聞きして

 

目からウロコでした👀❗❗

本当にそうだなぁと思いました。

 

私はおせっかいなので、障害者の友達がこのままいくと問題に直面しそうなときに「このままいくとマズイよ❗」と言ってしまいます。

健常者の方にはよっぽどマズイ場合以外は何も言いません。

 

障害者の友達の場合は、このままいくとすっころぶのが見えているので、そう言うことでコケないようにしていたんです。

先手を打っての介入であるのと、なんにせよ障害者には健常者ほど恵まれた成果を期待できないため、私のアドバイスは基本的に辛口になります。

時には「聞きたくない❗」と拒否されることもありました。

しかし、私には悪気がなく、あくまで友達のことを思ってのことでした。

 

しかし、人には失敗する権利があるんです。

それに、私の意見が100%正しいわけではありません

失敗から学ぶこともありますよねー・・・。

これからの言葉かけについて考えさせられました😅

2. 酒井穣氏のお話から得た気づき

🍀 酒井穣氏

🔸 株式会社リクシス / 取締役副社長 CSO
🔸 認定 NPO カタリバ / 理事
🔸 慶應義塾大学 理工学部 卒業
🔸 Tilburg 大学(オランダ) 経営学修士号(MBA)首席
🔸 元IT企業(東証一部上場)取締役
🔸 精密機械エンジニア(オランダ約9年)
🔸 著書22冊(うち4冊が海外で翻訳出版)
🔸 特許4件(半導体露光装置 / ICT 関連)

 

🍀 華やかな経歴とは裏腹に全く恵まれていない成育歴

🔸 母子家庭、1人っ子
🔸 離婚の理由がお母様の病的な被害妄想
🔸 酒井氏が20歳、お母様が49歳の時、お母様が統合失調症を発症
🔸 お母様が3か月ごとに入退院を繰り返す生活
🔸 大学4年時に、学費が払えなくなり、実父に連絡して関係構築
🔸 実父にお金を借りながら何とか大学を継続
🔸 お母様の高額医療費を支払うためにキャリアに目覚める
🔸 エンジニアとなり、高額報酬を求めてオランダの会社に就職(9年間オランダで過ごす)
🔸 しかしお母様の入退院の手続きのために、3か月おきに日本に帰国していた
🔸 現在は日本に帰国している

 

🍀 心的外傷後成長(Post-Traumatic Growth)

🔸 心に大きなダメージ(トラウマ)を受けた人が、その辛い経験を乗り越えた場合、70%の人は心的成長がみられる。
🔸 残りの30%の人は恨む。

⭐ 酒井穣さんのお話をお聞きして

 

私の人生もわりと大変だと思っていましたが、酒井穣さんの方がもっと大変な人生を送られてきたと思いました😲❗❗

私だけじゃなかった❗❗

お母様の介護のお話は、壮絶でした・・・😱💦

酒井さんは本当に大変な人生だったのに、人の何倍もの努力をされて必死で乗り越えて来られたんだなと思いました。

心から尊敬します✨

 

心的外傷後成長(Post-Traumatic Growth)のお話は本当にその通りだなと。

酒井さんは辛いご経験をされながら、本当に見事に乗り越えられています。

私も結構辛い人生だったのですが、統合失調症を経験する前と後では心の成長がまるで違います。

とても酒井さんほどではないですが、私も乗り越えてきたのだなと思いました。

3. 最後のクロストークから得た気づき

🍀 薬師寺氏の質問

🔸 神奈川県内の医療法人にご勤務されている医療従事者

🔸 老老介護など、遺憾ともしがたい状態の患者さんもいるが、辛いところに身を投じてみないと、わからないことが多いその通り❗

 

🍀 小澤竹俊先生のクロストーク「折れない心を育てるには」

🔸 社会に良さそうなことをして、それで満足することはいけない
🔸 社会の仕組みを変えていくことが大切
🔸 従来の固定観念という枠組みを越えていく
🔸 気がついた人がやるべき
🔸 目の前に苦しみを抱えている人がいれば、どうすればいいのか?
🔸 最終的には教育というところに落とし込む

⭐ クロストークをお聞きして

 

✅ 薬師寺氏の質問から

本当の辛さというのは、その人の立場に立ってみないとわからない、というのは本当にそうだなと思います。

私は元看護師ですが、障害者になってみるまで、障害者の辛さを全然わかっていませんでした。

自分自身が障害者になってみてはじめて、障害者の置かれている立場や、人生の不自由さ、辛さが本当によくわかりました。

私はなるべくして障害者になってしまったような気がしています。

自ら障害者である私が、より多くの障害者のために、なすべきことが何かあるような気がしています✨

 

✅ 小澤竹俊先生のクロストークから

私がこれから着手させていただこうと思っていることに、小澤竹俊先生からエールをいただいたような気がしました。

私はこれから大学院に行って、精神疾患と発達障害の関連を研究し、「統合失調症から発達障害への診断変更のためのガイドライン」を創るつもりです。

私が自ら統合失調症となり、更に同じ統合失調症(統合失調感情障害)の友人がたくさんでき、統合失調症患者さんの人生を目の当たりにすることになりました。

医療従事者としてではなく、当事者として。

その結果、ひとたび統合失調症の診断を受けても、発達障害に変われる可能性があること、就労せず障害者として生涯を終えるならいいが、社会で働くのであれば統合失調症から発達障害にチェンジした方が良いことがよくわかりました。

そうしなければ、時には命すら守れないことも。

統合失調症から発達障害への診断変更のためのガイドラインを創り、定着させていくことで、統合失調症から発達障害にチェンジできる可能性のある人が、もっと容易にチェンジできるよう、自らブースターとなろうと思っています。

うまくいけば、私がこれからしようとしていることは、我が国77万人の統合失調症患者さんに多大な影響を与えると思います。

社会の仕組みの1つを大きく変えるかもしれません。

私は社会を変えようとは全く思っていません。
社会で就労されている、もしくはこれから就労を希望されている統合失調症患者さんの命を守りたいだけです。

しかし結果的には社会に変革を迫ることになります。

社会からの反発も予想されますが、自己満足で終わらせるわけにはまいりません。

自信を持って社会に訴えかけていこうと思います✨

勇気をいただいて、ありがとうございました😊✨

 
イベントに参加して(感想)

すごく楽しみにしていました😀

思わぬ気づきをいただき、そして背中を大きく押していただいたような気がしています。

「私の考えは間違っていなかった。私に何ができるか、やるだけやってみよう❗」と思えるようになりました✨

 

第1回 医療デザイン大学 LIVEはとても面白く、とても考えさせられる楽しいイベントでした✨

第1回というからには、これから第2回、第3回と続いていくと思います。

ご興味がおありになる方にはご参加をオススメ致します😊