8月19日に文部科学省にて「社会教育士応援大使」を拝命しました。
大学で社会教育を学んでいましたが、20年経って、このようなお話をいただくとは…!
大切なお仕事を任せていただき、とても光栄に思っております✨
「社会教育士」とは文部科学省が認定する「称号」のことで、従来からある「社会教育主事制度」を拡張する形で2020年度から始まりました。
「社会教育士」は、学びを通じて、地域コミュニティを活性化する役割を期待されています。
大学や社会人向けの講習などで定められた科目を終了した人は、教育委員会から発令を受けていなくても「社会教育士」を名乗ることができ、より実践的に幅広い分野で社会教育活動を行えるようになりました。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください↓
私が大学で学んでいた頃は社会教育というと公民館でのカルチャースクール(今ももちろんそういう面はありますが)のイメージでした。
今は行政、NPO、企業など、垣根を越えて、多くの方が社会教育士として活動されていて、福祉や子育て、防災、まちづくり、多文化共生など、様々な地域の課題解決に取り組んでらっしゃるということを知りました。
地域社会での人間関係が希薄になり、また東日本大震災や西日本豪雨など、大きな災害が増えてきている日本にとって、社会教育は一層切実なものとして必要とされてきているように感じます。
人と人とのつながりやお互いの学びの場の土壌を作るのが社会教育であり、私は社会教育がこれから先の「日本のライフライン」になると考えています。
とは言っても…
「社会教育」という言葉自体、世間一般の方々には耳慣れない言葉ですよね。
社会教育とは、「学校教育以外の全ての組織的な教育」のことを指すのですが、あまりにも範囲が広いので、実態が掴みづらい面があります。
私自身も社会教育をもう一度学び直し、応援大使として、世間の皆さまに「社会教育」を身近に感じていただき、「社会教育の大切さ」をお伝えできるよう、広報活動をしていけたらと考えています。
人生は学ぶこと。私もまだまだ学びの途中ですが、精一杯つとめてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします✨
夏休みに子ども達に広く社会を知ってもらい、親子の触れ合いを深めてもらうことを目的に、毎年各府省庁が連携して実施されているイベントです。
各プログラムを巡って、子ども達にインタビューさせてもらったり、私も実際に参加させてもらったりしました。学校教育ではなかなかできない学びを子ども達が楽しそうに体験している姿が印象的でした✨