4年以上に渡って連載を続けてきた東京新聞のコラム「鉄学しましょ」。今回で私の担当回は最後になりました。


最終回は青春18きっぷで東海道線に乗って青空を探す旅です。

↓こちらから読めます。



お腹が空いてきたので、熱海駅で途中下車。地元の方に聞き込みして、おすすめの和食処「こばやし」を教えてもらいました。

ビールと夢ちらし寿司を注文。
何故かおみくじ付き…!びっくり


おみくじでは、「驕り高ぶるな」とやたら戒められてます…笑い泣き


新鮮な魚介たっぷりで、金箔までちらしてあって、まさに「夢のちらし寿司」でした💕
おいしかった〜😋


さらに西に進むと車窓から晴れ間が。
本当に西の方は晴れていた✨


新蒲原駅で下車して、海岸へ。
待望の真っ青な青空!


由比駅。内田百閒の阿房列車とか短編で「由比駅」って出てきたなぁ…となんとなく下車。


江戸の軍学者で「慶安の変」を起こした由井正雪(由比つながり?)の生家とされる染物屋さん「正雪紺屋」があったり…


由比本陣跡がある由比本陣公園があったり…

宿場町の面影が残る風情のある町でした。



東海道広重美術館で浮世絵鑑賞✨



由比本陣公園にある茶室「御幸邸」で、日本庭園を見ながら静岡茶をいただきました🍵


その後は吉原駅に戻って、岳南電車へ。
(これは以前「鉄学しましょ」のコラムに書きましたね)



吉原駅で一瞬富士山が顔を出してくれて嬉しかったな☺️🗻✨


富士駅近くに宿をとり、2日目はその勢いで、富士山を見ようと身延線の旅へ。



海もいいけど、山や田んぼの車窓もいいね👍


身延駅で降りて、身延山久遠寺へ。

本堂まで「菩提梯(ぼだいてい)」という287段の急勾配の石段が。

これを登り切れば、悟りの悦びが生ずるらしいけど、確かに涅槃の世界に行けちゃうんじゃないかというくらい、なかなかのハードな石段でした…💦





身延山久遠寺をお参りした後は…


さらにロープウェイで身延山山頂へ。



山頂は真っ白で何にも見えませんでした😂
結局この日は富士山は一度も顔を出してくれず…😭


でも、霧の立ち込める奥の院は、荘厳で神秘的な雰囲気で、心が洗われるようでした✨


ただ青空を求めて西へ向かっただけの行き当たりばったり旅。想像以上にたくさんの出会いがあり、心も身体も解放される素敵な旅になりました。

「鉄学しましょ」の最終回、どの旅にしようかな…と迷ったのですが、この旅がなんだかソフテツの原点のようで、ラストに選びました。


娘も産まれ、コロナ禍も重なり、なかなかここまで自由気ままな1人旅はしていないなぁ…としみじみ。

時は永遠ではないというか、こうやって旅ができる幸せをもっと噛み締めて、大切にしていきたいものです。

「鉄学しましょ」の連載、短い文に纏めるのに毎回苦心してたのですが、書かせていただいてとても楽しかったです☺️✨

4年間、ご愛読いただき本当にありがとうございました!