本日の東京新聞朝刊のコラム「鉄学しましょ」は、大阪府貝塚市を走るローカル線・水間鉄道について綴っていますニコニコ

こちらのサイトでも読めます
「懐かしい15分の旅」

2年前、娘を妊娠中(臨月ちょっと前)に訪れた水間鉄道。
あの頃、本当アクティブ妊婦だったなぁ…笑

写真の車両は元東急7000系を改造した1000形。青森県の弘南鉄道とのコラボ車両で、青のラインが引かれ、側面には弘南鉄道のロゴが描かれていました。


始発駅の貝塚駅のホーム。こじんまりしていて、いかにもローカル線の佇まいです。


貝塚っていうくらいだから、大森貝塚や加曽利貝塚みたいに、縄文時代の貝塚に関係あるのかな?と思っていたら、もともとは「海塚」という地名だったみたいですね。


電車を待っている間に目に飛び込んできたこのポスター。貝塚市のゆるキャラ、「つげさん」??
特産品のつげ櫛をモチーフにしているそう。

この感じ、どっかで見たことあるな〜と思ったら…


『すごいよ!!マサルさん』の“メソ”だ…!!

色といい、形といい、赤いマフラー?といい、そっくりー!!🤣


なんなら、こういうシーンも漫画にあったし(笑)

「つげさん」にいきなりハートをわしづかみにされてしまいました💓


水間鉄道と言えば、1万円で10日間オリジナルのヘッドマークをつけられることでも有名ですよね。数ヶ月先まで予約で埋まるくらい人気だそうです。


これは帰りに乗った車両。
お孫さんやお子さんや愛犬のお誕生日、結婚記念日、還暦祝いなどなど、サプライズでお祝いするのも楽しそうですねニコニコ私もいつかやってみたいなぁ。




車内は懐かしい元東急7000系の面影が。そして弘南鉄道のコラボ車両なので、弘前市のポスターも飾ってありました。


4枚羽の扇風機がいい味出してます。
つり革にはBunkamuraの文字。
ほんと、大阪なのか、東京なのか、青森なのか混乱しちゃう…笑


大きめのモーター音を響かせながら、住宅地の中をゆるゆると走っていきます。
近義の里(こぎのさと)駅、石才(いしざい)駅、清児(せちご)駅など、水間鉄道は意外と難読駅が多いですね。


15分で、あっという間に水間観音駅へ!

関西屈指の厄除け寺・水間寺の参詣路線として開業した水間鉄道。

水間観音駅の駅舎は水間寺をモチーフにした卒塔婆風の個性的な造りです。国の有形文化財に登録されていて、第1回「近畿の駅百選」にも選ばれているそう。

吹き抜けの窓がモダンなデザインだったり、ちょっと洋風でお洒落な駅舎でしたラブ


そういえば、水間観音駅の片隅に引退した水間鉄道の501形電車(元南海1201形電車)が静態保存されていました。
ホームからも間近で見る事ができましたよ。


せっかくなので、水間観音駅から歩いて10分ほどの所にある水間寺もお参り。お腹も大きかったし、暑かったので、10分歩くのもヒーフー言ってました😅💦

こちらは本堂。風格ある建物です。ここで安産祈願してきました。


こちらは三重塔。井原西鶴の「日本永代蔵」に出てくる塔のモデルになったとか。


水間寺1番のパワースポット「降臨の瀧」。
ものすごく暑い日だったので、瀧の近くは涼しくて清々しかったです。


看板の説明によると、奈良時代に行基がこの瀧で仙人から一体の仏様を手渡されたそう。その仏様をご本尊として祀るために水間寺が建立されたのですね。へー!びっくり

今、水間鉄道では水間寺で厄除け祈祷を受けた、コロナウィルス終息祈念きっぷ「1日フリー祈念乗車券」を販売しています。
ネットでも買えるみたいです。コロナ除けのお守りがわりに持つのもいいかも?


そして、貝塚駅は7月18日から水間寺をモチーフにリニューアルするみたいですね!改札や連絡通路も新しくなるのかな?
18日には記念式典も開かれるそうです。



娘も無事に産まれたし、お礼参りも兼ねて、また水間鉄道に乗りにいきたいなぁ…。