最近、色んな美術館展に行ってます。

もう終わったのもあるけど、ご紹介しますね☺️

東京藝術大学の美術館でやっている「円山応挙から近代京都画壇へ」


『狗子図』
応挙が描く動物(特に子犬)が大好き!
コロコロもふもふしてとっても愛らしいんですラブ

『写生図巻・甲巻』
動物や植物たちが生き生きと描かれています。
こういう図鑑、欲しいなぁ。


兵庫県・香住にある「大乗寺」の襖絵。
『松に孔雀図』
墨絵なのに、光によって、緑に見えたり、青に見えたり、茶色に見えたり。展示方法が工夫されてて、臨場感がありました。

実際に大乗寺に行ってみたくなりました。
この間近くまで行ったのになぁ。(とはいえ、作品が傷むからお寺では普段はレプリカを展示しているらしい…)


私がQさま!で答えられなかった『保津川図』笑い泣き
写真で見るより、ずっと繊細で迫力があって、まるで川の飛沫がこちらにまで感じるくらい!
やっぱり美術品は本物を見るに限りますね。


グッズもあざと可愛い(笑)
これは買うしかない…笑い泣き


モデルのわんちゃんは『朝顔狗子図杉戸』の絵。これはトーハクにあって、今回は展示されてなかったけど、こっちの絵もラブリーハート


小日向えりちゃんと観に行った六本木・森美術館の塩田千春展「魂がふるえる」


入った瞬間、赤の世界に包まれて圧倒されました。


美しさと生々しさ。生と死。温かさと冷たさ。



塩田千春さんの身を削って生み出されたであろう作品の数々を見て、ヒリヒリとしたものを感じました。



久しぶりに、身体の奥底をザクッと抉られるような、凄い展示を体感したなぁ…。

文字通り、魂が震えました。




対照的だったのが、六本木国立新美術館でやっていた「クリスチャン・ボルタンスキー・LifeTime」展


同じ生と死を扱っていても、ボルタンスキー展はもっと死のにおいがすごかった…。


静謐で、荘厳で、ずっと死の淵に立たされているような、走馬灯を見てるような、不思議な感覚。



肖像写真の祭壇のようなアートは、ひめゆり資料館の女学生たちの写真が並んだ部屋を思い出してズシリと重いものを感じました。


「死」を想う、よい展覧会でした。

しんどかったけど、見られてよかった。



風鈴のインスタレーション「アニミタス」が好きだったなぁ。ベンチに座って、鎮魂の音を聞いてると心がスーっと穏やかになる。



表参道のルイヴィトンのギャラリーでもボルタンスキーの別バージョンの「アニミタス」を展示していて、たまたま表参道に寄った時に行ってみました。


草が敷き詰めてあって、草の香りがいいにおい。


こちらはそんなに「死」を感じなくて、子供の頃の夏休みを思い出すような、懐かしいような、心地よい空間。都会の真ん中にいることを忘れそう。


その時の天候や時間によって見え方が全然違うそう(日暮れの時間帯が綺麗らしい)。


六本木の展覧会は終わってしまいましたが、こちらは11月までやっています。タイミングが合えばまた行ってみたいなぁ(無料だし笑)



ところで、なんでこんなアートづいてるかというと、この秋、「美術検定」を受けようかなと思っているのです。

アート好きだけど、もうちょっと体系的な知識が欲しいなぁと思って。

来年はまた信濃大町で、「北アルプス国際芸術祭」もあるしね!

3級は受けようと思うけれど、2級はどうしようかなぁ…。