本日の東京新聞朝刊のコラム「鉄学しましょ」は昨年夏に乗った西武鉄道の「旅するレストラン・52席の至福」について綴っています
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『おなかも心も満足♡ 』
前回の鉄学しましょではSLパレオエクスプレスに乗って秩父旅をしたことを書きましたが、復路は憧れの「52席の至福」でディナーコースを初体験…!
首都圏の大手私鉄では初の本格的なコース料理を楽しむことができるレストラン列車です。
車両デザインは隈研吾さんが担当。
西武4000系の車両をリニューアルして、外装は空色をベースに秩父の四季が色鮮やかに描かれています。
52という数字から、ロゴマークはトランプ柄🃏♥️
準備が整うと赤絨毯をサッと敷いて、アテンダントさんが出迎えてくださいます。
私が乗ったのは4号車。内装はシック落ち着いた雰囲気でまさにレストランにいるみたい!
地元産の西川材を使った天井がお洒落です
1号車は多目的スペース(結婚式やイベントもできるそう!)、2号車の客車の天井には沿線の伝統工芸の柿渋和紙が使われていました。
3号車はキッチンスペース。オープンキッチンになっているので、お料理を作っているところや盛り付けているところを見ることができます🤤
私はこの時は妊娠中だったので、ぶどうジュース🍇
ここで使われた可愛いシリコン製のコースターはお土産でいただけます。お家で愛用中
秩父を離れ、日が暮れてくると、お料理が順に運ばれてきます。
有名シェフが監修したディナーコース。3ヶ月ごとにメニューが変わり、季節の味を堪能することができます。
秩父の食材を使ったお料理はどれも美しく盛り付けてあってとってもおいしい〜!
食事を楽しめるレストラン列車は増えましたが、お弁当で提供するところが多い中、やっぱり車内で出来立ての温かいお料理を味わえるのは、特別感がありますよね
車内ではフルートとクラリネットのミニコンサートも。
最後に「見上げてごらん夜の星を」が演奏され、
「ああ、優雅な楽しい旅が終わってしまうなぁ」
と少ししんみりしていたら…
夫がサプライズで予約してくれたデザートプレートが登場!
そこにはなんと、大好きなこけしのイラストが…!!
料理長の粋な計らいに思わず涙…😭✨
食事をしている時に、男性と女性のアテンダントさんが2人とも、窓辺に置いてあるこけしを見て、
「それは、こけし…?お好きなんですか??」
と尋ねてこられて、「はい、好きです!」って答えてたんだけど、まさか、そのためだったとは…。(変な人って思われてるのかと思ってた)
ちなみに、このこけしのイラスト、あまりにも嬉しくて、今でもスマホの待ち受け画面にしています(笑)
最後にはアテンダントさんからあたたかいメッセージも
お料理が美味しいのはもちろん、乗客一人一人にちゃんと向き合って心のこもったおもてなしをしてくださることに感激しました。
52席の至福は子ども料金はなくて、乗った人全員にお料理が提供されるので、いつか娘が大人の味がわかるようになったら(小学生高学年くらい?)また家族でぜひ乗りに行きたいな