東京都美術館のクリムト展に行ってきました

一緒に行ったのは小日向えりちゃん。
えりちゃんもクリムト好きだそう

今回の展覧会の目玉の一つ、クリムトが初めて金箔を使った作品「ユディトⅠ」の絵には痺れました…!
妖艶にうっとりと微笑むユディトの手には、切り落とした敵将の生首

美しさと恐ろしさにゾクゾク。
女性は官能的で生々しいのに、後ろの金の装飾はポップで幾何学的。このコントラストがクリムトらしくて、やっぱり好きだなぁ…。
初期の自然主義な絵から黄金様式、風景画や晩年のカラフルな絵まで展示してあって、どっぷりクリムトの世界に浸れました。
日本画にもかなり影響を受けていたそうで、そのコーナーも面白かったです。
あと、結婚はしなかったのに、色んなモデルとの間に少なくとも14人もの子どもがいたことにびっくり…!

絵の対象は女性にしか興味がなかったらしく、あれだけ色っぽい絵を描く人はやっぱり相当な女好きなんだなぁ、と納得😅
生まれて生きて…そしていつかは死んでいく。
娘が生まれたからなのか、何だかこの絵を見て泣きそうになってしまいました。
いつか、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿で「接吻」の絵が見たいなぁ
分離派会館にも行ってみたい。
