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今回は、北アルプス国際芸術祭のお気に入りの作品をご紹介!

今週末でついに終わってしまう芸術祭。

寂しすぎる〜えーんもっとやってほしい!

本当に見応えのある素晴らしい芸術祭なので、もしお時間あればぜひ現地に行ってご覧になってみてください…!

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こちらは、五十嵐靖晃さんの「雲結い」。

ブログで何度かご紹介していますが、私が一番好きな作品です

五十嵐さんは地元の大町の方々と一緒に組紐を組まれたそう。

組紐は空に向かってまっすぐ伸びて、湖と雲とを結んでいく。


人と人との「結」。大自然の水の循環。いろんなつながりを想像させてくれます。


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最初に訪れた時は、ちょうど雲と空の真ん中に「雲結い」がスックと立っていました。

日によって作品の表情が変わるのも、またいいですね照れ

この木崎湖の桟橋のロケーションが本当に素敵で、ついつい長居したくなってしまいます。

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クリエイティブチーム「目」さんの作品「信濃大町実景舎」。鷹狩山の山頂にあります。

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古い木造の建物の中を漆喰(?)で自由に塗り固めて、まるで白い迷路みたいな異空間に!

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どこを撮ってもフォトジェニックで、えりちゃんとお互いカメラマンとモデルになって撮り合いっこ爆笑

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時々漆喰の間から見え隠れする襖や畳が面白い(笑)

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白い迷路に迷い込んで、クラクラしているうちに、大町の自然や町並みが鮮やかに飛び込んできます。

その美しさに思わずハッとなります。

漆喰に伸びる木の影まで、絵本の世界の一部のよう。


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フィンランドの作家、マーリア・ヴィルッカラさんの作品「ACT」


森の中の野外劇場。


舞台に立つと、スポットライトが当たり、ミストのカーテンが降り注ぎます。



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水がポタポタ滴る音、ピアノの旋律、きらめく木立、鳥のさえずり、吹き抜ける風。


全てのことが、劇的に見えてきます。


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演じ手になってみたり、観客になってみたり。

ここからたくさんの物語が生まれていくような。

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青島左門さんの作品「花咲く星に」。

芸術祭の中でとても心に残った作品です。

金、土の夜限定なので、あとは28日29日を残すのみ…!

菜の花畑でも有名な中山高原。

夜道の暗い中を進んでいくと、高原にいくつものカラフルな光が舞っています。

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その光をよく見ると、なんと全部小さなお花!

生花にLEDライトが灯されていて、花びらがランプシェードのようになっているのです。

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まさに星が降ってくるように、ふわふわと花が光っていて、それはそれは幻想的世界。

まるで宇宙を漂っているような不思議な感覚でした。

さらに途中から、星空も見えてきて、あまりにも綺麗で一時間ぐらい、ずーっと魅入ってしまいました。


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オーストラリアの作家、ジェームス・タップスコットさんの作品「Arc ZERO」。

仏崎観音寺へ向かう太鼓橋の上に、光と霧のアーチが。

お寺へ続く道がまるであの世とこの世を結んでいるような、神聖な気持ちになります。

このあと大雨に見舞われて、お寺で雨宿りをさせてもらったのですが、そんな体験もまたいい思い出(笑)

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ロシアの作家、ニコライ・ポリスキーさんの作品「バンブーウェーブ」。

竹のモンスターと一緒に思わず踊りだしたくなる爆笑

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2人でいっぱいはしゃいじゃいました(笑)

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北アルプス国際芸術祭の良いところは、「自然が主役」ということ。


なにより、大町のダイナミックな自然に一番感動してしまうのです。


アート作品が大町の自然を引き立てて、今そこにある風景がさらに輝いて見える。

今までいろんな芸術祭に行きましたが、現代アート特有の難解さはあまりなく、五感で丸ごと体感できる作品が多くてすごく楽しかったなぁ照れ

そして、大町の人の優しさ、温かさにもとても癒されました。

お世話になった皆さま、ありがとうございましたキラキラ

訪れる度にどんどん好きになる大町。

また必ず行きますー!