今夜はQさま!!3時間スペシャルに出演します。
今回は、「一生に一度は訪れたい日本と世界のスゴイ博物館ベスト10」から出題!学力王No.1決定戦です。
総勢50人が集結して、熱い闘いが繰り広げられますー!
4択プレッシャースタディや螺旋階段など、いつものクイズに加えて、新しいクイズもあり、盛りだくさんな内容ですよ
博物館といえば…実は博物館学芸員の資格を持ってたりします。
といっても「なんか面白そう」という理由で
、大学で博物館関係の単位を取っただけなんですけどね
資料の拓本を取ったり、展示品の写真撮影をしたり、絵をまっすぐ水平に飾るテクニックを学んだり…
めちゃ実践的な授業もあって楽しかった記憶があります。
博物館って、何歳になってもワクワクする場所ですよね
埼玉や京都や名古屋にある鉄道博物館、江戸東京博物館、国立博物館、国立科学博物館、日本科学未来館などなど、何度でもリピートしたくなる博物がいっぱい!
Qさま!!の問題を解いていて、海外の博物館にも行ってみたくなりました
Qさま!!3時間SP
放送は
テレビ朝日系 4月10日(月)19:00~ 21:48
です。ぜひご覧ください
4年前に森美術館で「ミュシャ展」を観て、ミュシャが16年かけて描いた超大作「スラヴ叙事詩」の存在を知りました。
いつかチェコへ実物を観に行ってみたいなぁと思っていたら…
まさか、まさか、「スラブ叙事詩」が日本に来てくれるなんて…!!
チェコの独立を願い、スラヴ民族の伝承や歴史を描いた「スラヴ叙事詩」。
全20作品を一度に観られるのは、チェコ国外では、世界で初めてなんだそうです…!!
その壮大なスケール、圧倒的な美しい絵に、ただただ感動…!
他にも、♯1「原故郷のスラヴ民族」(私が1番好きな絵)など、強い目力に引きつけられる作品がたくさん。
どの絵も、ミュシャの祖国チェコへ対する想いが溢れていて、胸が熱くなります。
…全ては、この絵たちのために。
まさに、ミュシャの集大成。
この絵たちこそ、ミュシャが本当に描きたかったものだったんだなぁ。
ミュシャがデザイナーとして描いた、アールヌーヴォーの華麗なポスター画たちも大好きだけど、「スラヴ叙事詩」は別格の存在でした。
驚きなのが、こんなにスラヴ民族への想いの溢れた大作なのに、祖国チェコでは古臭く時代遅れな絵だとされてしまったこと。
2012年にチェコのプラハ国立美術館で公開されるまで、あまり人の目に触れることがなかったそう。
80年以上の時を経て、この絵たちは再び陽の目を見て、日本にやって来てくれました。
「悪に悪で報いるな」
平和を愛したミュシャの絵は、スラヴ民族のためだけに留まらなくて、もっと普遍的な意味を持って私たちに語りかけてくれるような気がします。
生きているうちに、この絵たちを観られて本当によかったな。
(たぶん会期中、もう一回は観に行っちゃうだろうな。)
若冲展の時も思ったけれど、実物の絵の持つパワーって凄い。
「鑑賞する」っていうより、まさに「体感する」絵画でしたよ