京都お散歩レポ、第2弾。

今回は建物編です。



冬の京都は曇りの日が多いけど、晴れたオフの日にホテルから鴨川周辺をてくてく歩いて…




やって来たのは、円山公園そばの長楽館。

明治の煙草王で実業家の「村井吉兵衛」(あ、同じ苗字!)が1909年に建てた邸宅です。

京都の迎賓館と呼ばれていたそう。

そういえば、今はもうない「たばこと塩の博物館」で村井兄弟商会の煙草のパッケージとかポスターとか観たなぁ。

お洒落なデザインのものが多かった記憶が。



長楽館の館内はカフェやレストランになっていて、こんなゴージャスな雰囲気のお部屋でお茶ができます。




美味しいケーキと紅茶で優雅なひととき…(*^^*)

ちょっと貴族の令嬢になった気分!





こちらは、東山五条にある河井寛次郎記念館。

河井寛次郎の自宅兼アトリエだった場所が、今は記念館として公開されています。

東京の駒場にある日本民藝館を訪れて以来、ずっと行ってみたかった場所。

想像以上に居心地がよくて、ついつい長居をしてしまいました。




素朴で温もりのある日本家屋に置かれている個性的なオブジェや椅子。




美術館のガラスケースに整然と並べられているのではなく、生活の一部に作品があるのがいいなぁ。




中庭には、丸く刈り込まれた植栽に、真ん丸の石。

寛次郎さんの友人が、新居祝いに灯籠をプレゼントしようとしたら、「丸い石の方がいい!」とリクエストしたそう。

たまに、寛次郎さんが、気分でゴロゴロ転がしていたらしい(笑)



ユーモラスな顔のオブジェ。

思わずほのぼの。




絶妙な風合いの綺麗なブルーの壺。

ずっと眺めていたくなる。




モダンな柄のお皿。

今でも全然古くなくて、お洒落だなぁ。




可愛すぎる帯留め(*^^*)欲しい…!

そこかしこに寛次郎さんのセンスと、作品への愛情が感じられて、何度でも訪れてみたくなる素敵な場所でしたよ~♪



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