Bunkamuraミュージアムの「ピカソとクレーの生きた時代」展 行ってきました。
クレーの絵、好きなんだよなぁ。色遣いとかタッチがホンワリしてやさしくて。
この「リズミカルな森のラクダ」の絵も可愛らしかった。もちろんポストカード購入!
クレー作品が特に充実してたんだけど(あと少しピカソ)、明るい雰囲気だったのはクレーのコーナーだけで、その他の作家の作品はトーンが重めな社会風刺的な作品も多かった。
やっぱり20世紀前半っていう時代が物語ってるんだろうなぁ。
3点のマグリットの絵が、印象に残った。
見ていると、どこか遠くへ連れてかれそうにな気持ちになる。
マグリット展、またいつかやんないかな…。
その後は渋谷で映画「チェンジリング」 を観る。
チェンジリングって、”取り替え子”って意味なんやね。
まわりで評判良いから観に行ったんだけど、いやー、すっごい面白かった!
これ、あんまり予備知識ない方が絶対楽しめる。
最後の最後まで、良い意味でハラハラされっぱなし、裏切られっぱなしだった。
さすがクリント・イーストウッド!しっかり重厚に魅せてくれるなぁ。
そして、アンジェリーナ・ジョリーの息子を想う、鬼気迫る演技に釘付けになった。
あの瞳…!絶望しかけても、決して諦めない信念の瞳。
実際に母であるアンジーが背負ってきたものが、画面からいっぱいに溢れていた。
驚くのが、この映画が実話を元に作られているってこと。
ロス市警の当時の腐敗ぶりとか…もう想像を絶する酷さ。
思わず家に帰ってから、事件のこと調べちゃったもん。
それほどストーリーも脚色されていないことにさらに驚き、背筋がゾクッとした。
ネタバレになるから言えないけど、とにかく必見!ぜひ映画館で観てみて!