昨日行ってきたイリヤ・カバコフ展。


世田谷美術館開館記念日で、入場無料。ラッキー☆

シャーベットカラーのやさしい綺麗な色合い。

流れるようなしなやかで繊細な線。

フレームや文字までちゃんと装飾されていて、 乙女ゴコロくすぐる素敵な絵が満載!

まぁ、一見かわいらしい絵が多いんやけど、実は…


イリヤ・カバコフさんは今は現代美術家として、巨大なインスタレーションを作ったり、国際的に活躍されているけれど、旧ソ連時代は、「食べていくために」児童書などの挿絵を描いていたそう。


検閲が厳しく、制約が多い中、表現していくのは大変だったんだろうなぁ。


でも、ルールにのっとりながらも、その中で精一杯遊んでやるで!と心に反骨心宿してる感じが面白い。


一番ウケたのが、可愛らしい絵のうしろに「ファッキュー!」みたいな言葉が隠し文字になってて、それを体験コーナーで子ども達に塗り絵させてるの(笑)


いいのかしら…世田谷美術館(^_^;)



カバコフの絵本欲しいなぁと、ミュージアムショップで探してみたら日本では発売されてないんだそう。


旧ソ連時代のものだから、いろいろ事情があるのかな。


『遠くと近く』って絵本(真ん中のぞうさんのやつ)とかすごく良いのに。


ポストカードと、マトリョーシカの入浴剤を購入。


かわいすぎて使えない~。


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