昨年、尾道でNHKラジオ生中継に出演させて頂いたときに、「放浪記」を朗読して、それ以来林芙美子にはまっちゃって。


森光子さんの伝説の舞台「放浪記」も、女優やってるからにはぜひ一度は観ておきたい、と行ってきました!


今回で47年目、1900回を超える上演回数!!


約3時間強の長時間の舞台をほとんど出ずっぱりでやってらっしゃるなんて…!スゴイ!



森さん演ずる林芙美子は本当に苦労が絶えない人生なのだけど、それでもなんとか生きていこうと奮闘する。


絶望しているようでいて、どこかあっけらかんとしている。


カーテンコールは思わず泣いてしまった。


舞台中央で正座した森さんが、スッと手を差し伸べて、客席を丁寧に見つめながら、ゆっくりゆっくりお辞儀をされるの。


毎回毎回を大切に、命を燃やして、魂込めて、お芝居されているんだなぁ。。



「放浪記」の衣装がこれまた素敵で。


大正や昭和初期のレトロな柄がかわいい。


普通はナシやろうという派手な色合わせも、何故か調和が取れていて、不思議。


ああいう着物、欲しい!!