稽古休みの日に、NODA・MAPの『キル』を観てきました。
前評判を聞いていて、あんまり期待できないかも?と実は思っていたのだけど。
ああ…やっぱり…やっぱり
『キル』はいい!!
高校生の時、たまたま点けた深夜のテレビで初演の『キル』をやっていた。
吸い込まれるようにして画面を見つめてたら、そのままあの世界から帰ってこられなくなった。
観終わる頃には東京に行くことを決意していた。
あの時の感覚がよみがえってきて、なんだかもう泣けて泣けてしょうがなかった。
また妻夫木くんがラストで素晴らしい表情するもんだから!
あの時と今。
見方も、感じ方もずいぶん変わってしまったけど、それでも私の中では色褪せない、大事な作品なんだな。
迷ったけど、観てほんと良かった。うん。
そやけど、チキショウ!とも思ったり。
精進、精進。
とにかく、精進。