ちょっと前のもあるんだけど、最近見た舞台の感想などなど…


ところで最近、舞台を観ると面白いとか面白くないとか関係なしに、条件反射的に眠くなる。

なんでや?!暗くなると眠くなるって、子どもちゃうねんから!ほんま、こまったもんやわ…(TωT )




「ラプソディ・イン・ブルー」

オーケストラと様々なジャンル(クラシック、モダン、コンテンポラリー、パントマイム、ヒップホップ)のダンスの融合。

表題作「ラプソディ・イン・ブルー」(←のだめでも有名やね)の即興で踊るダンス合戦が楽しかった(*^▽^*)

小さな体でバネのようにしなやかに踊る服部有吉さんもステキだったけど、コンテンポラリーダンサーの辻本とも彦さんのダンスにはビックリ!

同じ人間とは思えない。一体どんな身体の構造してはるんやろ??

ものすごく自由で、どこまでも遠くて、どこまでも高いところに連れて行ってくれそうな、今までに見たこともないようなダンス。衝撃でした。

いやはや、世の中にはスゴイ人がいはるもんやね…。




「レ・ミゼラブル」

学生の頃、ロンドンで「レミゼ」を観て以来。日本で観るの初めて。

もー皆さん歌うま!!

「The People's Song」を聴くとやっぱりワクワクする。身体の血が騒ぐ感じ。

エポニーヌ役の新妻聖子さんが魅力的だったなぁ。キレのある動きと、ハリのある声。

ソロの時の歌が心臓にズンと響く。一生懸命走っている姿が凛としていてかっこよかった。





NODA・MAP番外公演「THE BEE」

野田さん…どんどん表現が生々しくダイレクトになっていくなぁ。

テーマはずっと一貫してるんだけど。「オイル」を思い出した。

「目には目を。歯には歯を」報復に報復を重ねる、恐ろしさとむなしさ。

ただただもう怖くて、怖くて、痛くて。スゴイ舞台だった。

パキっと指を折る音が忘れられない。

上演時間がこんなに短いって知らなかったから、終わる心構えが出来てなくて、なんだか突き放された感じ。

そしてカーテンコール。何回出てきても、一切笑わない出演者たち。

簡単に客に救いを与えてはくれないってことなのかな。

胸に重いもの抱えたまま劇場を後にする。

好きな芝居かっていうと、よく分からないけど、でも、観られて本当に良かった。

ロンドンバージョンも観てみたいなぁ。