ちょっと前後しちゃうんやけど、今回の「箱根ウットリ旅」のもう一つのメインイベントは…


ここね、めっちゃ行きたかってんー!!


アールヌーヴォーとかアールデコの時代にときめいてしまう私。

その時代に活躍したフランスの宝飾デザイナー・ガラス工芸家のルネ・ラリックさん。

一番有名な作品はこれかな? 『シルフィードのブローチ』

こんなウットリ乙女心に火を点けるラリックさんの作品が、230点も見られるっていうんやから!


同じウットリ女子仲間の友達を誘ってウキウキしながらゲートをくぐると、まず出迎えてくれたのが、ブガッティの車と『トンボのカーマスコット』

ラリックさんの作品で唯一写真撮影がOKなもんやから、しばしここで小一時間。


この時代って、ホント遊びゴコロがあっていいよねぇ。。


そして、このラリック美術館の目玉はなんと言っても、オリエント急行に乗って、デザートとお茶を楽しめるってこと!


http://www.lalique-museum.com/letrain.html

ラリックさんはオリエント急行の内装も手がけてるそう。


数年前まで現役だった、オリエント急行コートダジュール。ヨーロッパから運んできたんだって。

内装もとっても豪華でステキラブラブ


デザートはこんな感じ。

ガトーオランジェに薔薇のジャム、シナモンシュガー、生クリームをつけていただきます。

45分間の優雅で贅沢なひととき。

窓の外を見れば、新緑が瑞々しく霧雨に濡れていて、なんだかホントに旅をしてるような気分に。。。


そして、お待ちかねの美術館内!!


夢のように美しい作品たちを、溜息まじりにじっくり堪能し、酔いしれる。


中でも香水瓶のコーナーの『四つの太陽』という香水瓶にはスッカリ心奪われてしまった。


淡いオレンジ色のガラスに特殊な加工が施してあって、照明が当たると内側から光を集めてやさしく輝くの。


ラリックさんは光の魔術師やねぇ。。ああ。。ウットリ。。。


かれこれ5時間ぐらいいたかしら?


箱根の、いわゆる観光地然とした雰囲気がなくて、とっても居心地が良いもんだからついつい長居。


ラリック美術館、サイコー!!


美術館に併設されているカフェレストランLYS (美味しくてオススメ!)で遅めのランチ食べて、雨に冷えた体をあっためるべく、近くの温泉へ。


そして〆は夜のあじさい号。

もうね、ほんと完璧すぎるスバラシイ日曜日だったのでした音譜


今回は日帰りの旅だったけど、次こそは憧れの富士屋ホテル 泊まりたいなぁ…。