友達に誘われてナイロン100℃の「犬は鎖につなぐべからず」
という芝居を観たんやけど、
緒川たまきさんにスッカリ骨抜きにされてしまいました。。
ひとつひとつの仕草、立ち振る舞い、着物の着こなし、もうあまりにも美しすぎて、鼻血ブー。
ほんとに同じ人間なのかしら…。もうずぅっと見ていたくなる。
彼女が動くと、空気が、ふわりと、ゆれる。
やわらかな羽衣を纏っているよう。
ほのかに匂い立つような艶と品。
例えば引き出しをただ開ける動作ひとつとっても
ひらり…となんか
ものすごく繊細で優雅で、たまらないのですよ。
お話は劇作家岸田國士さん(岸田今日子さんのお父さん)が大正末期~昭和初期に書かれた7本の短編を一つにまとめたオムニバス的なストーリーで、とにかく会話がお洒落でウィットに富んでる!
お名前だけは知ってて、ちゃんと戯曲は読んだことなかったんだけど、読んでみたくなったなぁ。
豆千代さんの素敵な和装のスタイリングも、懐かしくモダンな雰囲気とよく合っていて、良かった。
いつものナイロンとは毛色が違うけど、役者さんは皆さんとても上手いし、ぜいたくな気分になる舞台だった。
緒川たまきさん…一気に私の好きな女優さんナンバー1かも。。
あの色気はどこからくるのかなぁ。めっちゃ色気ない私に爪の垢でも…ヽ(;´Д`)ノ
なんか、ひとつひとつ、大事に、丁寧に生きようと思った。