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最近、安野モヨコがとても好きだ。何を今更・・?

いや、前から「ハッピーマニア」とか好きだったんだけど、このごろますます作品に力と深みがあって、この「働きマン」とか、ほんとね読んだ後、「うぉおお~!こうしちゃいられない!」と、思わずゆるんだ自分に喝を入れたくなる。

「さくらん」や「シュガシュガルーン」でもまったく違った世界観を描き切っていて、その幅の広さに感服してしまう。
少女、青年、女性、おじさん向け・・どの層にも対応できてカメレオンみたいに変幻自在で、しかもらしさを失わないって、スゴい。


この人の洞察力の鋭さ、リアルさ、冷静さ、エンターテイメントや美しいものに対する欲とか、そのバイタリティはどこから湧いてくるのだろう。

作品も好きなのだけれど、この人のものの考え方や姿勢も好き。人間くさいところも。

スランプを乗り越えて、ある時期からより本質を掴まれたような気がする。

庵野監督の存在も大きいのかな。

本質を分かった人が体現する世界ってのは、どこまでも揺るぎなくて、強い。

だからこそ、たくさんの人の胸に響くんだろう。


たかが漫画。されど漫画。元気をくれる漫画ダイスキ!

私も、自分からもっともっと発信していけるヒトになりたいもんだ。


ところでこの「働きマン」近々絶対ドラマ化されそうだなぁ・・