人の死を子供にどう伝えるか? | 子育てはギャンブルかっ!?こそギャン!

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色々調べて深く考えたり、適当に決めてみたり、正解はない・・・子育てはギャンブルかっ!?と楽しく子育てしてます。

2日間更新がなかったので、
心配して下さった方もおられたかもしれません。

実は昨日祖父(息子達にとってはひぃおじいちゃん)が亡くなり
バタバタしていたため、
更新できていませんでした。

89歳でも元気で、
家事をこなし、ほぼ一人暮らし
のような生活をしていたひぃおじいちゃん。

2月になってから調子を崩し
入院していたのですが、
土曜日に退院したので、
日曜日に家族みんなでお見舞いに行ったところでした。

ちょうどおばあちゃんのお誕生日でもあったので、
おばあちゃんのお誕生日ケーキと
ひぃおじいちゃんの退院祝いの
ケーキを持ってのお見舞い。
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体調はあまり思わしくなく、
呼吸が苦しそうにしていたり、
お食事も一口しか食べられなかったけれど、

次男くんをみて
「よく太ってんな~」
と言ったり、まだ周りの認識はできていて、
旦那さんが少しリハビリ的なことをしてくれたり、
仕事柄(笑)福祉用具類のチェックをしたりして、
日曜日は帰ってきました。

しかしながら、2人介助が必須な状態で、
昨日は介護の人手が足りないということで、
私が次男くんを連れてお泊りでお手伝いに行くことにしました。

長男くんには朝、保育園に行く前にお話をして
「日曜日にひぃおじいちゃんのお家に行ったでしょう。ひぃおじいちゃん、あまりお具合が良くなくて、お手伝いが必要だから、今日お母さんと△△くんがお手伝いに行ってくるね。明日には帰ってくるからお父さんとお留守番しててね。」
とお話すると、
「いやだ、ひぃおじいちゃんのとこ、行かないで。お母さんと△△くん、お家にいて」と長男くん(^_^;)

なかなか納得はしてくれませんでしたが、
「しまじろうも困った人がいたら助けてあげていたでしょう?ひぃおじいちゃん困ってるんだって。お母さんも助けてあげたいから⚪︎⚪︎くんも協力してね」
と伝えておきました。

そしてお昼に家を出てひぃおじいちゃんの家へ。
電車とバスだと片道2時間半かかるので、
なかなか簡単には行けませんが、
一時間ほど続けて乗っている電車内では
次男くんは眠ってくれたので助かりました(^_^;)

体位交換用の抱き枕を途中で購入し、
14時半には到着!
うとうとはしているものの、
その時にはまだ、
なんとな~く声かけに反応もあるような感じ。

そのあと訪問看護の人が来てくれて
そこでもバイタルは大きな変化なし。
しかし、その30分ほど後
呼吸が止まって、
本当に眠るように息をひきとりました。

状態が安定していたので、
叔母さんが帰ろうとして、
私も口腔ケア用品を買いに行こうとした矢先でした。

今思えば、
一番みんなが集まっていた時間を選んで
ひぃおじいちゃんはいってしまったのかな?
仕事柄、ターミナルの人への関わりもしてきているし、
これから呼吸介助とか、タクティールケアとか、体位交換とポジショニングとか、
してあげたいことが沢山あったのに、
何もしてあげられなかったことが、
とても残念でなりませんが、
本人にとっては
苦しい時間は短くて、
最後は苦しまず、眠るようにというのは
良かったのかもしれません。

育休中でなければ
平日に来られることはまずなかったし、
叔母さんが帰らなければいけない用事があったことで、
私が来る機会が増えて、
最期に立ち会うことができたので、
本当にありがたかったと思いました。

そんな訳で私が泊まりの介護をすることがなくなり、
旦那さんに連絡すると、
旦那さんが長男くんを迎えに行った後
車で迎えに来てくれることに。

長男くんと旦那さんだけで車に乗ることは
初めてだったので、
チャイルドロックはかけているものの、
大丈夫かな?と心配でしたが、
なんと、
おにぎりを食べさせて18時半ごろ出発したところ、
来るまでの間ずっと寝ていてくれたそう!
旦那さんも安心して運転できるし、
本当に良かった!

20時すぎに到着し、
まずは長男くんにひぃおじいちゃんが亡くなったことの説明。

まだ人が死ぬということは理解出来ないかもしれないけれど、
「ひいおじいちゃん、お具合が悪かったでしょう?それでね亡くなっちゃったの。寂しいね。なーむしてあげようね」
というと、うなずく長男くん。

一緒にお線香をあげて、
死水をとらせてもらい、
手を合わせてなーむ。
顔に布を被せると、
「かくれんぼしてるの?」と。

そうだよね~(^_^;)
「ひぃおじいちゃんは亡くなって天国にいっちゃったの。亡くなった人には布を被せるのよ」
と言うと、ふ~ん、という感じ。

そして、ご飯に箸が立ててあるのをみて、
「さしちゃいけないんだよねぇ」と。
確かに~!
普段は「お行儀悪いから、箸をご飯にさしちゃダメだよ」と伝えていたので、
そう思うよね。という感じで。

こちらも、
「亡くなった人のご飯にはお箸をさしていいのよ。でもそうじゃない人は普段はやったらいけないんだよね。」
と伝えました。
うーん、縁起が悪いからダメ
というのもわからないだろうし、
どうやって伝えるかは難しいですね(T_T)

今週末が葬儀になったので、
その時も色々説明することになると思いますが、
子供にわかるように説明するのって
なかなか難しい(^_^;)

そしてみんなでお弁当を食べ、
長男くんは旦那さんが用意してきてくれた
歯磨きをしてパジャマに着替え、
帰りの車で寝てもいいようにしておいて、
22時過ぎに出発。

道が空いていたので
23時過ぎには家に帰ってくることができました。

長男くんは行きに寝てしまったためか、
まさかの、帰りは全く寝ず(^_^;)
初めて0時過ぎの就寝となってしまいましたが、
今回ばかりは仕方ないので、
無事に帰って来られて良かった!

旦那さんのおかげで、
日曜日も火曜日も行くことができて、
仕事で疲れているにもかかわらず、
率先してお迎えにまで来てくれて
本当に本当に感謝です。

ついて来てくれた次男くんにも
お迎えに来てくれた長男くんにも
本当に本当に感謝です。
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ということで、今回のこそギャンは「人の死を子供にどう伝えるか?」でした。