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ゆうべ元夫から娘のスマホに電話があった。
元夫は、再婚相手が嫌がるので(スマホもチェックされる)滅多にこちらに電話をする事ができない。
つい最近まで、娘の居ない時間に私のスマホに連絡をくれ、近況報告をする機会があったのだが、今は娘の親同士で話す事が叶わなくなった。
最後にどうしてもお願いしたい事があった。
自分が全身麻酔で眠らされる前に話せればいいと思っていたが、
私はコロナに感染したら重症化する可能性の高いがん化学療法を受けている身だ。
お願いとは
私にもしもの事があった時、娘ひとりでさくさく動けるとは思えない。要はしばらくはそばに居てあげて欲しいというような事。
数日後、私はまた抗がん剤を打ちに病院へ行かねばならない。
がんをやっつける為に、バスに乗って人のたくさんいる場所にある病院へ行く。
“感染したら重症化リスク高”になりに行くのだ。
映画「ミスト」のラストシーンが頭をよぎった。
ええっと…助かって安堵した顔で救出される勢の姿だ。
恐怖・絶望にうち勝たねば。
ここ数日、セカンドオピニオンについて悩んでいた。
乳がんといえば実母…母は30年前に乳がんの全摘出手術をうけている。
(母は何故あの病院(某大学病院)を選んだのか。そういえば叔父も食道がん完治したんだ)
…など考えているうちに、つい連絡を断っていた母に電話をしてしまった。
…
…
隣の部屋から娘がスマホを取り上げようと飛んできた。
「なんでばあちゃんに電話したん」と怒られた。
…
…
母の事を書くと「言い訳するな」と責められているような気がして落ち着かない。
それは臨床心理士さんや精神科医の前でも同じだ。
母の事を話した途端「何こいつ言い訳を並べているんや」と相手が感じているとしか思えないのだ。
原因ははっきりしている。
子どもの時、誰に話しても
「女でひとつであんたらを育ててるお母さんの事をそんな風に言うたらあかん」
ととがめられてきたから。
判っているのにね