ブログを始めて1年と少しが過ぎましたが、
私がアメフトにはまったきっかけを一度もお話していませんでした。
今回は、きっかけのきっかけ、
私のアメフトとの出会い
について書きたいと思います

時は○○年前。
私は日本大学文理学部の学生でした。
2年生の時、体育の授業を、半年間週に1度受けるか、夏 or 冬休みに受けるか、という選択肢がありました。
体育が大の苦手な私が悩んでいたところ、友達から朗報が。
夏休みに5日間出席すれば単位をもらえる授業があるんだって
それが、
故 篠竹幹夫監督
(日本大学PHOENIX監督であり、日本大学文理学部教授)
との出会いでした。
故 篠竹幹夫監督
「アメリカンフットボール・WEBマガジン 週刊TURNOVER」より
まずは座学。
教室に入ると、この本が全員に配られました。(無料!)
この授業を受けるまで、アメフトに全く興味がなかった私。
ちょっと読んだところで理解できるはずもありません。
テスト当日。
隣には現役PHOENIXの同級生選手が

問題で分からないところがあると教えてくれる、まさにマンツーマン指導員

おかげさまで無事パスできました

そして、実技。
女の子だし見学する程度だよねぇ~(女子生徒参加率95%)と思っていた私でしたが、
グランドに出てびっくり

防具こそ付けないものの、かなり本格的なフットボールの授業が始まりました

今ではこんなにきれいなグランド。
ブログ「Forza!日本大学フェニックス」さんより
当時は土でした。
軽い走りこみから、タックルの仕方などを選手から教わり、続いて、何人かのグループに分かれ、一人現役選手が先生として入り、試合形式での練習が行われました。
そこでたまたま私が与えられたポジションが、
攻撃の司令塔
QB(クォーターバック)
でした
対するディフェンス陣は、PHOENIXの現役先輩選手達(主に3年生。)
先日の座学のテストで、少しだけプレイを覚えていた私。
ハドルで指示したプレイは、
リバース(※)
でした
※ウィキペディア アメリカンフットボールの用語集より
「リバース」
ランニングバックがボールを保持したままサイドライン方向に走り、反対側から来るワイドレシーバーにすれ違いざまにボールを渡すランプレー。守備側にボールキャリアーを見失わせることが狙いのトリックプレー。
素人の私が、まさかそんなプレイコールを出すとは先輩達も思わなかったのでしょう。
見事、演技抜きで引っ掛かってくれたのです
シメシメ
それが、アメフトって面白いと思い始めた最初のきっかけでした
その後新学期が始まって、篠竹監督がすごいお方なのだと知り、なぜか私はサインをいただきにグランドへ
当時からミーハーだったのですね
そして、見事ゲット
厳戒態勢のなか、「監督にサインをいただきに来ました。」と門番をされているスタッフの方に伝え、練習中のグランドに通していただきました。
そして、なんとベンチで監督の横に座り、監督の解説付きで練習を見学させていただきました

さすがの私もかなり恐縮しましたが、監督はとっても優しくお話をしてくださいました。
すごく嬉しかったことを今でも覚えています

そして、シーズンイン。
授業でお友達になったPHOENIXの選手のプレイを、そして、アメフトの試合を実際に観たいと思い、川崎球場へあしげく通うようになるのです

篠竹監督と出会っていなければ今の私はいません。
なんだか、篠竹監督がいつも見てくれているような気がします。
ここ数年PHOENIX OBの先輩方と次々とお知り合いにならせていただいているのも、もしかしたら監督のお導きなのかもしれません。
最後に、篠竹監督の有名な映像を。
『フットボール界の空は青か赤であったはずなんだ』
監督、ありがとうございます


アメリカンフットボール・WEBマガジン 週刊「TURNOVER」
『「勝っても負けても淡々と」学生を愛した鬼監督・篠竹幹夫』
http://www.47news.jp/sports/turnover/blitz/119278.html
日本大学PHOENIX オフィシャルWEBサイト
http://www.nu-phoenix.com/
Forza!日本大学フェニックス
http://forza-phoenix.at.webry.info/



