母の日に 弟から
「姉さんに」と、薔薇をもらった。
 
小さな頃
私の名前を上手く言えない弟は「いっきーいっきー」と、私を呼んで
どこに行くのも、後をついてきて、ずーっとおしゃべりしていた。
少し歳の離れた弟は、ケラケラと笑い声が可愛くて
ほっぺたがお餅のように柔らかく触るとぷにぷにしていた。
 
今では、おじさんの風貌を通り越し、おじいさんのよう・・・にも見える。
それでも、やっぱり弟。可愛いよ。