2008年10月2日(木)
昨日から11日間続けてケザイア先生です。
今日は特に2時間で、ケイービー先生とザイア先生です。
さてシェルダンの小説(ドリーム)は、弁護士デービットが恩人スチーブン・パターソンの娘アッシュリーの連続殺人事件の弁護人を引き受けるところまで来ました。
ここでは、答弁取引(plea bargaining) というアメリカ特有の司法取引制度のことが出てきます。
これは、公判が始まる前に、裁判官と検事と弁護士(弁護人)で話し合って、取引をするらしいのです。
この制度を使うと、時間や裁判の費用も節約できるそうです。
有罪であることが、いろいろな証拠がそろっていてはっきりしていて、被告も有罪を認めていれば、別に公判をする必要は無いですですからね。
後は事情を考えて量刑をどうするかということだけです。
このような司法制度については理解していないとストーリーを正しく理解できません。
日本の裁判は時間が掛かりすぎるのではないですか。
アメリカは、そのお国柄きわめて合理的に考えます。