2008年1月31日(木)


1月23日の朝日新聞の夕刊1面に、見覚えのある人の写真が載っていた。


私が泊まっていたアパートの持ち主のトミー冨田さんである。


彼はハーレムの名士である。


彼はアメリカでジャズに魅せられた人である。


アメリカのジャズクラブを、ルイジアナ、テキサス、カンザス、シカゴと渡り歩いて、最後にニューヨーク・ハーレムにたどり着いて、そこに居座った人である。


黒人の魂の歌を愛しているのである。


彼は、日本からニューヨークにやってくる観光客をハーレムツアーに連れて行くが、彼のツアーをサポートしている福岡出身の松尾公子さんという美人がいた。


彼女も、ハーレムの暮らしに取り付かれてハーレム生活6年になる30台中ごろの娘さんだ。


その懐かしい彼女の写真も載っていた。


マンハッタンについた日、トミーさんのアパートの周辺を、 彼女の手書きの地図で、詳しく説明してくれた。


地下鉄のパスの買い方とか、近くのスーパー、コンビニなどを教えてくれた。


地下鉄とバスの停留所なども教えてくれた。


生活上の情報は彼女がくれた。


そんなこともあって、彼女にはお世話になった。


その当時の思い出が湧き出てくる。


私が彼女の写真をとろうとしても、なかなか撮らしてくれなかった。


この日の写真でようやく彼女の顔をじっくり見ることが出来た。


ワイフがこの日の朝日新聞を送ってあげたらいいというので、送ってあげることにした。


アメリカのお土産を彼女から教えてもらった。


コーチの革製品。


久しぶりにニューヨークの思い出にふけることが出来た。