9月末の家計の金融資産は1510兆円で同1.4%増。一方、負債は354兆円で、資産から負債を差し引いた家計の純金融資産は1155兆円程度となった。一般政府の負債残高は1133兆円で、家計の純金融資産との差額は22.4兆円となり、過去最小となっている。
9月末の日銀の国債保有残高は、前年比22.0%増の105兆円となり、統計開始以来、初めて100兆円の大台を突破。構成比も11.1%に達している。海外は同11.1%増の86兆円、構成比は9.1%で、いずれも過去最高を更新。
米ドル/円に関しては、2011年10月安値をもってすでに16年/17年サイクルの底を打っていたから、2013年いっぱい、基本的には米ドル高・円安トレンドを継続できるだろう。
米ドル/円は最低でも90~92円のターゲットを狙える公算で、米ドル高の本格化はまず円が受け皿となって実現される見通しだ。