特別支援教育士になるためにはいくつかの条件があります。はじめの一歩は、一般社団法人日本LD学会の会員になることです。こちらの会員になるには四年制大学を卒業し、LDに関する科学的研究・臨床及び治療・教育に関わっている者であること。さらに、LD学会会員の推薦が必要となります。

僕の場合、勤務先の小学校にアドバイスをしに来てくださる特別支援担当の方にLD学会の方や特別支援教育士の方をご存知ないか聞いたところ、その方がまさに特別支援教育士でしたので、推薦をいただけました。
推薦といっても、何か文章などを用意するのではなく、申込時に推薦者のお名前と会員番号を入力して申請し、会員の方のマイページ上で推薦を承認してもらうだけで手続きは完了します。
入会はLD学会が年に数回、審査する日があるようで、2021年度4月から入会の場合は2月21日までに承認されれば間に合うとのことでした。
LD学会に入会すると、入会金が5000円、年度会費9000円が必要です。なお、こちらのLD学会を退会すると特別支援教育士の資格も失うそうなので、資格を得たら退会ということはできないようです(特別支援教育士に登録すると5年分の会費などが上乗せされる)。
もし、LD学会の方の推薦が難しければ、研究や実践を申込時に詳細に入力することで審査は受けられるようですが、それがどのくらい不利なのかはわかりません。