JOLLY ROGER CASTER 作る 〜ラフキャスターシリーズ | mickey-oのギターブログ

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完成写真です✨

JOLLY CASTER 海賊ギター🎸

では制作内容をどうぞ↓


さらに、つづく第2弾
新型・ラフキャスター
アルダーボディと
ローズウッド貼りネック
このネックが、お淑やかにタイガーフレイム
なかなか良い)ネック
これまた、フレットのバリが痛い
・バリ取りと指板に椿油塗る
そして、ネジ穴を埋めて開け直さないと

で、ネックの調整してからセット
スケール測って648mmのところにライン引き

P-90用にピックアップざぐりを彫りました

アルダーボディなんですが、横から見ると杢入ってていい感じ
こいつはオイル塗装しようと決めてます
フロントピックアップの配線溝を彫り

ブリッジスタッドを打ち込み
↓の感じね
テールピースは位置を考え中

この位置だとレスポールと同じ感じ
だけれど、レスポールはテールピースを上げた方が好きだったのと、
ジャズマスターみたいな弦が長く見えるのもいいなぁと思うのと、
エピフォンのブロードウェイの時に
ブリッジからテールピースが長いほうが音の伸びがよかったのと、
合わせて考えるとエンド近くまで下げた方が好みかなぁと
思います
ブリッジのスタッドに弦アースを絡ませています(BELDEN8530単線)
そして、チューンオーマチックだから
ネックにシムがいるわけで
素麺の箱の板を切ってシムとして挟みましたよ

JOLLY ROGER CASTER 名前の由来は次回に(^^)


◆その2
前回撮影忘れたジョイントの写真から↓
黒のジョイント

そしてヘッドのロゴを消して
ニス塗りしてサンドがけ
からの
Jolly Roger の文字入れ
これはシールなので剥がせば剥がれます
 ・なぜJolly Rogerなのか?
 ∮これは海賊旗の意味なのですが
 ∮最後に出てくる予定の装飾がガイコツ
 ∮なんで、そこから海賊
 ∮イメージ海賊、見た目も音も海賊
 ∮そんなところから命名
 ∮ヘッドロゴが金色なのも、金銀黒と
 ∮色を使うのも、海賊イメージ☠

ローズ指板もフレットも磨いて
つややかに
もちろん、この時点で
フレットのバリ取り、なめらかな肌触りへと
手が切れないようにです

そして、ざぐり↓

ここで、コントロールプレートの
レイアウト〜のパーツぎめ
黒のハットはレトロ風
金のバレルはお宝風
ちょっと載せてみて位置とイメージ確認

コントロールプレートは
ジャズベースのものが500円だったので
それを利用してます
CTS A500kのポットに
たぶん国産のセレクトスイッチ(金)
フォーンジャックは、
ノイトリックのREAN(リアン)ブランド
で、今回コンデンサーはオレンジドロップの
6PSタイプ 0.033μFを選択
黒のハットノブがレトロな感じでよいかと

イメージ 黒 金 銀 でいい感じやなぁと

 ・オイル塗装も進んでいます
 ∮亜麻仁油を3回塗り込んでます
 ∮なかなか乾かないのですが、乾いたら
 ∮蜜蝋塗ってみよかなと思てます

さて、白い紙で型取り考察中なのが
ピックガード&配線隠し
型はこれでいいかなと思てます
素材はもちろんアルミ板2mm予定

ブリッジピックアップの
テレキャスターピックアップざぐりが
見えておりますので隠したいなと
Aタイプ 長方形
もちろん多少の装飾しますよ予定です
Bタイプ 半オーバル
ま、
Bタイプの方がテレキャスター型の
相似形で馴染むかな
Aタイプは少々お堅いかな
とか思てます(^^)

〜 今日はここまで

◆その3
ただいま、亜麻仁オイル塗装中で

これがまた
なかなか乾かないので
 ・・・(一ヶ月くらいかかりそう)

木目が杢目がハッキリして、とても
木目好きにとっては最高な状態で
このリンシードオイルの匂いがまた
絵を描いてる時を思い出し
 ・・・あとテレピン油いるなあ

手はヌルヌル
   ・・・匂いがつく

1000番のサンドペーパーで研ぎ

ちょっと乾いてきたので
ビーズワックスを薄っすらと塗り込み

またまた乾燥へ 〜

★なので、
ピックガードの形を模索したいなと・・・
いまのところ4案

しばらく、いろいろ考えてみよう
と思てます

☠海賊☠なんで
それ風の形がよいかと

★配線
・ジャック→ポットのホットは
たぶん、WEのエナメル単線24Gだったか、
二本撚りで
・ポット→セレクターは
Belden8503
・トーンポット→ボリュームポットも
Belden8503
・コンデンサーはオレンジドロップ0.033μF
・そして、コールド線は
金属プレートなんで無し
・セレクターのコールドは
Belden8530(単線)でピックアップの線
を束ねる予定
 ・・・ピックアップの線は編線
見えないところなんですけど
キレイに仕上げたいなといつも思てます

はやく音出ししたいなぁ
イメージの音はすでに聴こえてるんだけど
音出しによっては変更あり

◆その4
ジョリーパ○タみたいになってきました

さて、

あれからピックアップのざぐりを埋めもどす
という ひと手間があります

もともとテレキャスターの基本ざぐりが
されているボディ
しかし配線穴は開いていないボディ!

P-90ピックアップをマウントするには
しっかりした台座をつくりたい

あのレスポールスペシャルのように
台座はこれです↓(ネジ止め)
20mmの深さの穴に
ピックアップが16mm
11mm出したかったら15mmの板が必要
ほぼピックアップと同じサイズの板

いつでもデフォに戻せるように
接着ではなくボルト止めにしてあります

アルミテープのシールド効果はわかりませんが
とにかく施します

・・・ピックアップを止めるネジは
・・・コーナンさんで買いました
・・・建具用2mm×32mm これがピッタリ

作ってみてわかりましたが
レスポールスペシャル!
これは廉価版とみなされてますが
安物でない!!賞賛すべきは設計!!!

ネック角度によるブリッジ高を計算し
それぞれのピックアップが最適なトーンを出す位置と高さ
この設計はすごい
ギブソンのスゴさは設計だと思います

今回もP-90の弦に対する距離
ピックアップの高さ はネット検索しても
わからない→ 謎 謎 謎

なので経験から、弦との距離を
ネック側で5mm、ブリッジ側で4mmに
しておきました

ドッグイヤーのカバーは厚み11mmらしく
それに合わせればよいのかもしれないが
テレキャスターのネックとボディの
関係もあり
ネックにシムをかませての
ネック角度とピックアップ高さを
良さげなところで決める

というあやふやな場当たり設定となりました

ところがよく考えると
ポールピースはネジなので
弦との距離4〜5mmであれば
微調整は何とでもなるな が結論でした

音出しテストでは想定通り


さて、ここで見た目重要ポイントの
ピックガード
海賊なんで こんなや↓
こんなの↓ いかにも

参考にしてピックガードを作ります

形はこんなもんで
剣のようにしてみようと思てます

最後に海賊のイメージキャラクター
ガイコツクロスボーンが左肩につくのですが
それは最後の最後でお楽しみに☠

音のインプレも次回に

◆その5
ある程度できました。
ラフキャスターシリーズの何作目か、
Jolly Caster
ガイコツ☠オブジェは車の装飾品だそうです
位置、かなり悩みました

ピックガードも何パターンか考えて↓
最終的には小さめにしました
ドクロ💀の位置もアチコチ動かし
センターに集めまして完成

ちょっと近づいて
なんというか
海賊テーマの今回でしたが
なんとなくまとめた感じです

ボディがオイルフィニッシュで手触り
ツルツルといい机の天板のようになりました
オイル塗ってからのサンドペーパーがけ、
これがいいようです
アルダーだけどチークぽく
船の甲板のようで気に入りました
・・・角度により杢目が変わります
音なんですが、
ネックもトラスロッドちょっと締めて
ジョイントもきっちり締めて
生鳴りはあまりしない感じね

これはブリッジのスタッドが原因かと
このタイプの太いネジ式のは
古い細いネジ式よりボディ振動がしない
これは歪む前提での仕様なのか
ビンテージ系のアコースティック音が
好みの場合ちょっと違う

音伸びがいいようにテールピースを
後ろに付けてますが
普通の音です
歪ませて弾くにはちょうどいいか

コンデンサーがオレンジドロップなのも色気ない、体育会系の元気一杯音に貢献していますがちょっと好みではない

変えてみるのも考えてます
もちょいジューシーさがほしい

いまのとこ、問題点は
・音がプリプリなだけ、色気ほしい
・6弦が高い、ナット溝切り
・ナット素材変えるか、プラ→水牛
・ピックアップカバーを黒にしたら
(締まるけどこれはこれでいいか)
・オイルフィニッシュ早く乾け
・ハイパスフィルターいるかなあ

納得したら、ほんとに完成


◆その6
微調整の回

コンデンサーをBlack Cat 0.02MFDに
その後ハイパスコンデンサーを
Black Cat 0.002MFDで取り付け
歪系の対応
フルボリュームでディストーション
落とすとクランチ
みたいな感じね
この値も0.0075MFD→0.004MFD→
0.002MFDと変えて
やはり一般的な値が良いかと思いました

エレクトリックギターは1950年代に
完成されたもので
その様々な数値は考え尽くされていて
現代の我々がどうのこうのと言うほど
余地はないねえと感じました

楽器としての数値
音楽的な数値

完成されているからこそ
シロウトが弄って遊べる
楽しい趣味だと思います
ボリュームポット→ジャックを
Belden8503(白線)にして
撚り線のジョリー感と低音のドスを足し
P-90を暴れさせる方向へ

ナットを整形し高さを合わせ、磨き
7つの海の象徴を左肩に(厨二病的に)
・・・あまり音には関係ないか
そして、完成〜
音は?
ジョリージョリーな音になりまして
センターミックスの音がジューシーに
なりました

P-90にはBlack CatとBeldenが合うようです

肝心の音がまとまってよかった

なかなか やり過ぎな いい海賊ギター🎸です