宮城県気仙沼市に着きました。

あの日を含めると、9年連続で来てるんだなぁ。

今年も、我々が避難した安波山で手を合わせます。
こっちは朝から天気があまり良くないみたいですね。

今、気仙沼港が一望出来るホテルにいます。
穏やかな海です。
窓を開けると、海の香り…船のエンジン音…少し冷たい風…。


10日の日曜日、NHK総合で4時間半の生放送をMCとして出演させて頂きました。
東北の被災地は、岩手県釜石市や、宮城県気仙沼、福島県大熊町からも中継を繋ぎました。

8年経って思うこと。

震災特番や、それに関連する番組を見たり出演したりすると、比較的明るい話題になってきたなぁと。

震災後、他の地域に避難していた人が戻ってきたり、地域の若者が率先して新しい町にしようと頑張っているという話題。
ここにきて、若い力が
大いに奮闘している地域が確かに多い。
復興に、若い力や考え方は絶対に必要な力。

5年を過ぎて、明るい話題は増えてきてます。

月に1度、被災地と言われる…主に宮城県の沿岸に伺っているけど、やはり3月11日は特別な1日。
違う日に行くのと全く違う。
住んでる皆さんの顔つきが違う。
もしかしたら、我々もそうなのかも知れない。
関連死を含めると、2万人以上が亡くなった東日本大震災。

8年経っても、きっと10年経っても20年経っても、この日は変わらず特別な1日になるんだろうな。

今も、仮設住宅に住む人が数千人いるという現実。
今も、2500人以上の行方不明者を捜索しているという現実。

その中で、前向きに町を復活させようと頑張る人達。

日本中、世界中から支援・応援を受け、心から感謝しながら少しずつ歩んでいます。

報道も減り、人間は、どうしても忘れてしまう。
あんなに凄まじい映像を見ても、やはり忘れてしまう。

忘れてもいいですが、年に1度は思い出して貰えれば。

3月11日に、防災グッズの点検や非常食の確認をするとか…震災で亡くなった方々が身をもって教えてくれた災害の恐ろしさを、我々は後世に伝えていかなければならない。


8年前、14:46に大地震があり、その40分後や50分後に大津波が沿岸を襲い、沢山の方の命や建物を飲み込んだ。

きっとまたいつかどこかで、同じような大震災や大津波があるはず
その時に、被害を最小限に食い止める為にもちゃんと伝えていきましょう。
生かされた人間の使命ですね。

2019・3・11

宮城県気仙沼市より。

☆ホテルの大浴場、気持ち良かったー!
ホテルの入り口には、気仙沼のゆるキャラ・ホヤボーヤがいました!(^ー^)

是非とも、東北沿岸へ観光に来て下さい☆


夜はNHKラジオ第1『サンドウィッチマンの天使の作り笑い』の生放送!
宮城県南三陸町よりお届け致します☆
こちらもお聴き下さいませm(__)m


また1年!
元気に過ごしましょう!