30年前の夏 | 吾郷水木生オフィシャルブログ『アゴーのCafe俺』

30年前の夏

睡眠剤を飲む前に、
ワンマンに向け、ご予約いただいている皆さまの名簿をパソコン打ちしておりました。
昔だったらワープロだったんだろうな、と思いながら(笑)
 
この先、皆さまにまたお会いできる日があるというのは、もちろん当たり前のことでもなく、
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、僕自身が毎日を乗り越える活力に繋がっています。
またステージで光を浴びながら弾き語れるんだ!と。
そして、それぞれに駆けつけて下さった皆さまから、拍手をもらえる日が来るんだ!と。
一人でよく続けたな、と思う瞬間と
いつまで続けるんよ?と思う瞬間がありますが、
音楽活動をしなくなった(できなくなった)僕には、
線香花火の最後の小さな小さな炎さえ落ちて消えてしまうような、漠然とした恐怖みたいなものも実はあります。
小さい頃から、とてつもなく好きなものを見付けってしまったがために それしか見えなくなって、
そしてそれが30代で叶ってしまったりして、ふと気付けばこの歳になっていました。。
でもそれは、ものすご~く幸せなことであり、同時に怖いことでもあり。
いままでがあっという間に感じる日もあれば、長かったな と振り返る日もあって。
これから先はあっという間なのかな!?と思える朝もあれば、
人生はまだまだ長いな…と途方に暮れる夜もあります。
 
今年作った「月夜」という歌に
“愛する誰かを失い暮らすには
あまりに長くて短い”
と書いたのも、そういう心の揺れというか
全く反する思いが混ざるあわいみたいなものがあったからで。
 
コロナ禍のとき、もしあのまま辞めていたら今の自分があったのか?
一昨年の春に島根に帰る決意をしたあのときに辞めてしまっていたら、そのあと僕はどうなっていただろう?
なぁんてタラレバなことも、いまだに考えてしまったり(笑)
 
でも、僕よりぜんぜん忍耐強いのは、
僕のことを今日まで飽きないというより、何故か嫌いにならずにいて下さった、皆さんなんですけどね!
ご予約名簿を見る度に、配信のご購入のお知らせが届く度に、胸が熱くなりますよ、ほんと。
 
 
心配事の9割は起こらない、という言葉、僕にはピンとこなくって、
これはある意味ズルい言葉だと勝手に思っちゃっているからなんです。
だって、10割と言い切っていない以上、1割は起こり得る可能性があるんですよね。
頑固な自分からすると、それはなかなかの逃げを含む、潔くない言葉にも感じるからなのでしょう。
アドバイスする相手やタイミングを間違えたら、相手を傷付ける可能性も孕んでいるように…僕には思えて。
事故や事件に巻き込まれたり、大病に見舞われたり。。
年齢関係なく、まだまだ若くして急死してしまったり。。
自分や自分の周りにはそんなことは起こらない、と思い込んで生きるには
性格上、僕にはずっと無理というか、
そういう“良い意味”での楽観視できる能天気さだったりポジティブさが、元々欠如しているんですよね。
不眠症で半ば薬で強引に毎晩眠っていると、深く寝ている間に
心不全などが起きらないとは言い切れない中で、
明日の朝にどうかいつも通り目覚められますように、と割と毎晩願っています。
そんな風に思えるだけ、自分は精神的に通常でいられてる、とも気付くわけです。
 
 
懐かしい写真がちょこちょこ出てきて、
おそらく1997年の夏の一枚も。
夏なのに、かなりのロン毛。
30年近く前だもの、それくらいあの時代は夏が“普通の暑さ”だったわけで。
夜はそれこそ夕涼みも出来たわけで。
 
小学校から一緒で、表参道で当時美容師やってた同級生が、
その頃僕が住んでたアパートに髪を切りがてら遊びにきてくれて(お金がない僕にはとてもありがたいことでした)
フィルムが残ってた写ルンですカメラで撮って遊んだ記憶が蘇ってきました。
あの頃、片想いしていた人(皆さんもMCのエピソードでよくご存知の)と撮った写真があり
早く現像に出したかったんだと、それも急に想い出しました(笑)
 
その夜に同じく小学校から一緒で、
同じく上京組の別の同級生も合流して、近くの公園で手持ち花火をして。
いまは近所の公園で花火でもすればパトカー通報される時代でしょうね。。
謎なのは、カットしてもらった後でこんなに長いということは
おそらくあの時代の自分の中で、いちばんロン毛だった頃なのでしょう。
 
その夏のこの前後に、渋谷クラブクアトロで初めて歌わせてもらえて。
おそらく、そのために散髪というより調髪してもらったんだろうな!?クシハサミ
 
1995年の9月に渋谷TAKE OFF7でライブを始めて、
1年後の1996年8月に、それこそブッキングではあったけど、まさかのクアトロのステージで歌えて。
(その数年前に平井堅さんとか、SAKURAさんのワンマンをクアトロに観に行っていて、憧れでもあった会場でしたから)
あの頃にインディーズデビューを持ちかけてきていたMさんという方がいたんだけれど、
もし僕がその選択を何も疑わず選んで、そのまま一緒に始めていたら、きっと僕の今現在を支え続け下さっているミッキーズの皆さまとは、
おそらく出会えていなかった…と思うから、人生とは不思議なものですスター
 
よく見返すと、玄関のドアにモスバーガーのチラシと(笑)
東子さんの「宝物」のフライヤーを貼って飾ってますね。
当時のファンクラブ会報の中に入っていたものかも⁉︎しれません。
 
 


島根から出てきた同級生3人で夏の夜に東京の公園で灯したこの夜の花火が、「残暑」という曲を作るきっかけなんです。
 

大丈夫

「宝物」は東子さんの公式はYouTubeに無いので、

同じアルバムに収録されている「大丈夫」を。

 

“そうね  一人で生きることも 出来なくないし

きっと気楽だけれど

一度きりの人生ならば

二人でずっと 生きてゆこうよ”

というフレーズは、あれから30年経った今も、

なんだ変わらず、宝物なフレーズですダイヤモンド

古内東子 大丈夫

 

 

ダイヤオレンジ四角オレンジダイヤオレンジ四角オレンジダイヤオレンジ四角オレンジダイヤオレンジ四角オレンジダイヤオレンジ四角オレンジダイヤオレンジ四角オレンジダイヤオレンジ

 

吾郷水木生トロピカルカクテル弾き語りワンマンLIVE

“ 夕凪通信 ”

 

ジュース9月6日(土)

 

ロックグラスOji Music Lounge(王子)

 

ダイヤオレンジ開場18:00  

ダイヤオレンジ開演18:40

 

《会場チケット》 

4,000円 + 2オーダー(500円×2)

 

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