1月31日

相模川の中に中途半端に残る橋梁の土台は、

関東大震災で落橋した遺構だったとは。

 

 

東海道本線相模川旧橋梁跡、導入編の続きです。

概要は書いてしまったので、歩いて観察したことを。

 

 

東海道本線の列車に乗ると、下りだと相模川の手前で

上下線が離れます。すると進行方向右側に

 

相模川橋梁手前で終わる、使われるのか

わからない錆びた中線が現れます。

 

 

ストビューで見るとその延長線上に、

旧橋梁跡があるので、旧線跡ではと。

 

結構廃線の遺構が構内惻線や保線用として

残ってることが多いので。

 

 

しかし、ここの場合、茅ヶ崎側はマリンスポーツの

施設があるので河川敷へ直接行けないのです。

 

そこで線路の反対側へ回れば見えるかもと、

R1から覗くとアンダーパスの細道が。

狭くて暗いこのトンネルのような道の内部が、

建設された時代の違いが出てて興味深いです。

 

旧線跡の煉瓦積みの橋台跡。

抜けた先は宅地で川の方に降りられる道が

ないのでR1に戻り、下り坂になってる馬入橋の側道へ。

 

R1と線路をくぐると離れた上下線の間に橋台跡が。

草ぼうぼうだったのですが「これも怪しい」と

思って撮っておいてよかったです。

反対側は施設の駐車場らしき空き地で門が開いてましたが、

コンプライアンス的にレッドカードっぽいので

 

入るのはやめておきました。

 

 

引き返してR1で相模川を渡りました。

相模川橋梁がすぐそばなのでじっくり観察しながら。

 

川を渡ったところに階段があったので堤防下へ。

道なりに歩いて、東海道本線を踏切で渡った先に

 

訳ありっぽい場所が。

 

もしかしてこれって話に聞いた、平塚駅から出てる

専用線の跡?

帰ってから調べると

「日産車体工機・相模石油専用線」の

 

廃線跡でした。

なるほど、ストビューで見ると道路と緑道が

 

ららぽーとの方へ延びてます。

 

 

相模川の堤防に上がると、平塚側の河川敷は

キレイに整備されてました。

 

河口の方によく通ったR134「湘南大橋」が見えます。

こちら側は堤防が比較的新しそうなためか、

橋台跡が見当たりませんでした。

 

しかし、草刈り後なので発見できたかもの、

河川敷に残る橋脚の土台。

よく撤去されないで残ってたものです。

ストビューは引き潮の時のようで、

線路付け替え前の橋脚(復旧後?)の

 

土台まで写ってます。

 

 

R1に戻り、平塚駅に。

「カナチューバス」と呼ばれている神奈川中央バスが、

愛称を会社でも使っているとは。で、終わりです。

 

 

今回歩いたコース。日が短いのと茅ヶ崎、

平塚両駅から遠かったので「バス代行」しました。