2月25日



いよいよ多摩湖奥の南岸
ホテル街のカオス地帯へ歩いていきました。

こんな道あったかなあと思う
細い道でしたが、今は周回の

サイクリングロードがあります。
凸凹の道路の舗装より綺麗です。


この辺の土地をめぐってはゴタゴタが
あった記憶がありますが、よくしりません。


山の中にあるIC近くの
ホテル街を想像してましたが、

そこまで多くはないようです。
てか、廃業してなくなったのかもしれません。


更地になってたり住宅が建ってたりと
おそらくそういう場所がかつてはラブホ

だったのでしょう。


入っていって最初にあるモーテルタイプの
ホテルは営業してましたが、


奥に行くに従って廃業→廃墟・取り壊し
または封鎖→中はゴミ捨て場化が目立ちます。





だいたいが建てられた頃の流行りの
デザインですから時代を感じます。


この辺のパーツに時代を感じます。

この辺の造形はラブホ研究の
人が喜びそう。
時代は「メルヘン」だったんでしょうね。

こんな撮り方をしてみると「らしく」見えたり。


だいたいラブホ廃墟はスピリチュアル的に
考えなくても心霊スポットになるものです。

エッチという生命活動においての男女の「気」が
もっとも高くなり、それが淀んでる場所と考えれば

納得できるんではと。

そうはいっても生活感があって、敷地内に車やチャリがあるということはここに住んでいるのでしょう。

かと思えば住んでみたもののダメだったんでしょうか?

夕日を見ていいムードになって入ってきたんでしょうね。





不法投棄のひどさなら富士の
青木が原樹海を突き抜ける県道の

方が道端がゴミ捨て場してて
美しさも神秘さも何もない状態のに比べればと

思いましたが、パトロールや
ゴミ処理をまめにやってるのでしょう。
晒し者。


しかし、入れないとはいえ
林の中に突然あるラブホ廃墟は不気味。

こんな道、夜中には絶対通りたくありません。
これで「ここがトトロの森」っていっても

トトロの代わりに王蟲が出てきそうな
くらいゴミ捨て場化してます。


「不法投棄ダメの看板がいっぱいありましたが、
ダメと言われて捨てるのやめるようなやつなら

そもそも捨てないのではと。
廃墟の数よりも立て札の方が目立ってました。
このキリスト看板を彷彿させる強烈コピーの最後は何か書いてあるんだ。KIDSの方が上手いこと書きますからね。


ちなみに廃棄されたものにメ○カリで
売れるようなものはないかと見てみましたが

当然ながらありませんでした。


湖がなくなり(ほとんど見えませんでしたが)
最奥っぽいとこで一休み。
まるで昔の清瀬にあったような病院がこんな山奥にと思ったら今、どんどん潰されてる療養病棟の病院でした。


ラブホがカオスっていうより
ゴミだからけでカオスな道だったなあって感じです。

幽霊よりも人間の方が怖いわ。
渋谷ほどセンスがないのが多摩だなあと。



ここはもういいかって感じなので、
「武蔵野の道」という遊歩道が下っていってたので

その道を歩いて麓を目指しました。
この遊歩道の方がキレイで快適でしょう。多分。





山深いようですが、保存樹林帯を抜けると
すぐに住宅地になるのもこの辺の特徴。


都心から「会いに行ける」特殊な場所は、
荒れっぷりといいまあ、こんなものでしょう。




興味のある方は歩いてみてください。
車やチャリだとただの山道ですので。


新緑の頃は気持ちよさそうだなと
降りて出た道は、これまた曰く付きの

廃鉄を利用したサイクリングロード。
これも有名ですね。



この道は有名だから気が向いたときにでも。
こういうのは青山や千駄ヶ谷が有名。いずれも出るという話。