6月21日

かなり私見が入ってますので注意。

 

家の最寄りの駅前に、

某大手の老人ホームが建つらしい。

 

ただいま突貫工事中、

もうすぐすれば職員募集もするだろう。

 

オープニングスタッフは

それなりに大変だけど面白さもある。

 

 

うちの町の市街地以外は

軒並み介護施設が立っている。

 

それもどこも有料。

お金がなければはいれない。

 

 

それでも今のしょうもない職場も含め

入居希望者は後を絶たない。

 

おかげでどこも入居者はいても職員は人手不足で

満足な介護を行えているのか疑問。

 

 

まさに箱を作っても入れる余裕なしというか

仏つくって魂入れず状態。

 

 

 

今までの経験で

自分の両親を入れたいと思う施設は

 

一つも出会ってない。

 

 

週刊誌で「老人ホームの選び方」を

もっともらしく書いてるが、

 

外側だけでは見てもわかるはずがない。

 

 

政治は福祉や医療には

お金を出したくないのが見え見え。

 

 

 

同僚は介護離職する人を

「介護という仕事を舐めている」と言った。

 

そこまでラディカルな意見ではないが、

プロが8時間休みなしでヘトヘトになることを

 

素人が24時間365日できるはずがない

当然の考え。

 

 

しかもそれなりの仕事や地位で収入的に裕福な人が、

それを投げ打って田舎に帰っても、

 

同じ収入のある仕事などあるはずもなく

結局バイトか派遣で食いつなぎながら

 

くらす毎日になる。

 

 

介護は終わりがくるが、

介護者にはまだ長い人生がある。

 

その人生を貧困と戦いながらサヴァイブして終わる

そんな人生になっていいのか。

 

 

それなら借金をしてても施設に預けるのが

賢いやり方だろう。

 

残りの人生を貧困で暮らすのより、

高い収入があれば介護でできた借金は

 

多少大きくてもいつか返せる。

人生を捨てる選択をする必要もない。

 

 

今後福祉にはもっとお金が出なくなる。

介護保険なんてあてにならない。

 

 

 

近い将来そうなった時、

齢老いた両親を持った現役世代は

 

どうしたらいいのだろうかと

考えずにはいられない。

 

 

 

いつからこの国は北朝鮮みたいになったんだ?