9月11日
いつものようにネットを放浪してたら、未だに言われてるんですね。
「メタルはダサい」「ライブで地蔵の奴は何を考えてきてるんだ」
これさあ、私が20代前半の頃から論争になってたことなんですよね。

思うのはさ、音楽に限らず自分の好きな物を「ダサい」なんてなんて言われる筋合いなんてねーだろって。
わかんないならほっといてくれよ。好きでもない,理解できないから悪く言うんでしょ。
スマホを使いこなせないオヤジが、若い奴が便利に使ってるのを見て「スマホに頼るような奴は無能とか、けしからん」って言うみたいに。

ライブで云々言うなら、今の方がおとなしいですよ。だって始まるまで静かだもの。
昔のお兄さんお姉さんたちは、もうお祭り騒ぎ。飲める人はビール飲んで酔っぱらって絶叫してたし、場内はコールの嵐。BGMで有名な曲がかかれば皆でヘドバンしてたし。

今はアナウンスだけど、以前はプロモーターの職員が出てきてなぜかスポットライトを当てて「開場に当たっての注意事項」をステージでしゃべるのが開演前の「儀式」でした。そしてなぜかその人は歓声を浴びるという。
ネットなんてなかったから、表立った情報はプレス発表以外ないから、ミニコミや口コミを求めて汗を流して集めるしかなかった。
だから、観に行く前から何があるかなんてわからなかったからこそ楽しかったな~って。思い出してしまうのです。

今は情報過多だから、観に行く前にステージやセトリがわかってしまう点とか善し悪しだと。私は絶対見ないけど。
内容を知って行ってしまうとなんか「確認」をしに行くようで、生の楽しみがなくなるような気がするんで。

清春が過去に言ってましたよ。「予定調和で演るのはコンサート、何があるかわからないのがライブ」って。
激しく同意。言い得て妙です。

あたしは古いメタラーですから。

X JAPANがダサいか? そうだったらドームを3日も満杯にできるほど売れないでしょう。

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