6月26日
昨日ネットニュース見てたら、無駄に高学歴な人々の内容の記事が載ってて、一流大学を出ていながら派遣やタクシーの運ちゃんをやってやっと生活してる人のことが書いてありました。
まぁ、彼らの世代は僕と同じでバブル就職世代です。
一流と呼ばれる大学なら受けるとこどこも内定がもらえちゃって、企業は大卒の新卒の人数を競って、内定者には逃げないようにパーティなんかを開いて軟禁(?)するっていう、今から見れば狂ってる時代に就職した人なんですね。
このツケで就職氷河期とその世代のリストラが今行われているという事実ができてしまったと思うんですが。

私はバイトから社会人になったから、その流れとは無縁の道を歩いていたんですが。
でも、人生どうなるかわからないって事例ですね。
一流大学を出ればいい会社に入って将来は安泰って信じられていたんですから。
自分は逆なんでこのことは機会があったら書きますわ。
作文大嫌いだった私が編集の仕事をし、めんどくさがりなのに今介護の仕事をしてるという不思議な自分がいたり。

それから8年近くあと、フリーを目指して勉強のために早稲田の会社に移って働いてたある日のこと。
なぜか今でも強烈に頭に残ってるエピソード。
ある日、お昼を食べにマックに入って食べていたら、隣のテーブルに早稲田の学生らしき男が女友だち2人と話していたのが聞こえたんですね。
もうその時点で男の鼻を折りたくなるようなプライド丸出しの自慢話が聞こえて、まったくよーって思っていたんですが。彼が言った一言のおかげで、何もない日常が強烈に印象に残ることになったんですが。
「俺はさー、地元では自慢なわけよ。早稲田に入ったって。親ももう喜んでさー、なんか笑っちゃうよ」
と女友だちあいてにのたまったのでした。
若さ故の世間知らずですね。彼は4年になっておそらく社会の現実と戦って、延び切った鼻を折られる羽目になったでしょう。
今でも彼のその後の人生が興味深く、知りたくて仕方ありません。無理だけどね。