4月17日
前も書きましたが、私の職場は介護施設です。
当然ながら生活習慣病の人や、それが原因で障がいになった人も、認知の人もいます。
でも特養でなく有料ホームですから、自立の人も入っています。

中でも糖尿の人が多いんです。この病気、初期は自覚症状が出るまで医者に止められていてもタバコ、飲酒がやめられないんですよね。その人にとっては依存っていうか、やめられないんんですよ。
必ず隠れて飲んでいるのは明白。
気持ちはわかりますよ。僕だって腸炎で入院した時そうでしたから。
病室の反対側の小さなスペースがあって談話室になってて、そこに自販機ありました。
症状がおさまって飲食ができるようになると、どうしてもコーヒーが欲しくなります。
その頃から1日1リットルくらい飲んでましたから。
しかし、医者から刺激物はとってはいけないと言われ紅茶で我慢してました。
いくら紅茶を大量に飲んでもコーヒーが飲みたいのには変わりありません。
毎日自販機の前で眺めて我慢してましたが、心の中は葛藤で一杯でした。
まるで天使と悪魔の対決のように。
飲んでしまっても検査するわけでもないから、缶だけ隠してしまえばわからないから飲んじゃえと、ぶり返したら大変という思いが心の中で戦っていました。
考えてみれば、いつでも買える場所に自販機があるからいけないんですよね。
相当意志が強くなければ自分に負けてしまいます。
来客者と職員へのためなんだから、不便だけど外に設置してしまえばいいだけの話しなんですがね。
入居者さんは玄関から外に出られないから、買えなくなるんだから。
別に病院じゃないから、そこまでする必要もないんですけどね。
でも、コントロールさせるのも仕事ですからね。看護としては悪くするわけにはいきませんし。
自己責任だけど、施設が家族から預かっていると考えれば、入ったら病気が悪くなったなんて言われたら評判や信用に関わりますからね。