近江商人の聖地、近江八幡に行ってきました。
近江商人をさらに知るため五個荘などに行きました。
いろんな人に話を聞くことができとても有意義な時間でした。
近江商人とは
近江商人とは近江で商いを行う商人ではなく、近江を本宅・本店とし、他国へ行商した商人の総称で、個別には「高島商人、八幡商人、日野商人、湖東商人」などと呼ばれ、それぞれ特定の地域から発祥し、活躍した場所や取り扱う商品にも様々な違いがあるのも特徴です。
現在の企業でも近江商人が始まりの企業は多くあります。
高島屋、大丸、伊藤忠商事、丸紅、トーメン、ニチメン、ヤンマー、三中井百貨店、日清紡
東洋紡、東レ、日本生命、ワコール、西川産業、武田薬品工業
近江商人との出会い。
近江商人を始めて知ったのは小学生の時だと思います。
当時、父が突然映画を持って帰ってきました。
「てんびんの詩」
近江商人の映画です。
![$師に出会い人生が劇的に変化していく ブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120813/08/mikimikito1001/04/91/j/t02200318_0287041512131726386.jpg?caw=800)
この映画の主人公である「大作」や2部編に出てくる八幡商業高校の先生のモデルになっている人は父の恩師らしく、
その縁でこの映画を家に持って帰ってきました。
小学生の自分に衝撃を与える映画です。
「商売人」に対する意識の変化やビジネスの基礎を学んだことを覚えています。
「三方よし」
売り手よし、買い手よし、世間よし
当事者の売り手と買い手だけでなく、その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないとう意味
近江商人は「ことば」をとても大切にしていた
・しまつしてきばる
・出精専一(しゅっせいせんいつ)
・天性成行(てんせいなりゆき)
・持下り商い(もちくだりあきない)
・陰徳善事(いんとくぜんじ)
・売って悔やむ(うってくやむ)
ひとつひとつが素晴らしい言葉です。
・しまつしてきばる
近江商人に共通な日常の心構えである。倹約につとめて無駄をはぶき、普段の生活の支出をできるだけ抑え、勤勉に働いて収入の増加をはかる生活を表現している。「しまつ」は単なる節約ではなく、モノの効用を使い切ることであり、「きばる」は、近江地方では「おきばりやす」という挨拶につかわれているくらい日頃から親しまれた言葉である。近江商人の天性を一言で表現している。
・天性成行(てんせいなりゆき)
取引や相場の判断に際しての態度のことである。外村与左衛門家の「心得書」によく出てくる言葉である。取引における基本的な立場は、自分の都合や勝手をだけを優先させず、また思惑をせず、自他ともに成り立つことを考え、売買価格の決定もそのときの天性成行に従うことを求めている。だから損もあれば益することもあるのであり、損益は長期的平均にみることが大事だという。
今のビジネスノウハウの原点となることばかりです。
WIN-WIN
投資と経費
マーケティング
時流をつかむ
など昔からやっていたんですね。
「商い」をする上でとても重要な原点が多く見つかりました。
なぜ、いきなり近江八幡にいったかというと、あたらしい事業を構築中で
その原点となる聖地を見たかったからです。
これから日本だけでなくアジアでもビジネスを展開したいと考えており、
その際の原点を再確認するとともに大切にすべき「考え」を整理したかったからです。
アジアに出張行くたびに感じる「日本人らしさ」をビジネスの基礎にしたいと考えています。
どの国に行っても「日本人の正直さや真面目さ、ひたむきさ、感謝をする心」を褒められます。
もちろんビジネスをする上で「きったはった」の駆け引きなどは必要です。
しかし、原点や最終目的に「日本人らしさ」をおくことが差別化であり勝ち(価値)ポイントだと考えたからです。
本当に面白い。
温故知新です。
良いものを時流に合わせ翻訳し、活用し伝えていきたいと思います。
明日から韓国へ行き、ホテルに籠りビジネスプランを練りたいと思います。
近江商人をさらに知るため五個荘などに行きました。
いろんな人に話を聞くことができとても有意義な時間でした。
近江商人とは
近江商人とは近江で商いを行う商人ではなく、近江を本宅・本店とし、他国へ行商した商人の総称で、個別には「高島商人、八幡商人、日野商人、湖東商人」などと呼ばれ、それぞれ特定の地域から発祥し、活躍した場所や取り扱う商品にも様々な違いがあるのも特徴です。
現在の企業でも近江商人が始まりの企業は多くあります。
高島屋、大丸、伊藤忠商事、丸紅、トーメン、ニチメン、ヤンマー、三中井百貨店、日清紡
東洋紡、東レ、日本生命、ワコール、西川産業、武田薬品工業
近江商人との出会い。
近江商人を始めて知ったのは小学生の時だと思います。
当時、父が突然映画を持って帰ってきました。
「てんびんの詩」
近江商人の映画です。
![$師に出会い人生が劇的に変化していく ブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120813/08/mikimikito1001/04/91/j/t02200318_0287041512131726386.jpg?caw=800)
この映画の主人公である「大作」や2部編に出てくる八幡商業高校の先生のモデルになっている人は父の恩師らしく、
その縁でこの映画を家に持って帰ってきました。
小学生の自分に衝撃を与える映画です。
「商売人」に対する意識の変化やビジネスの基礎を学んだことを覚えています。
「三方よし」
売り手よし、買い手よし、世間よし
当事者の売り手と買い手だけでなく、その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないとう意味
近江商人は「ことば」をとても大切にしていた
・しまつしてきばる
・出精専一(しゅっせいせんいつ)
・天性成行(てんせいなりゆき)
・持下り商い(もちくだりあきない)
・陰徳善事(いんとくぜんじ)
・売って悔やむ(うってくやむ)
ひとつひとつが素晴らしい言葉です。
・しまつしてきばる
近江商人に共通な日常の心構えである。倹約につとめて無駄をはぶき、普段の生活の支出をできるだけ抑え、勤勉に働いて収入の増加をはかる生活を表現している。「しまつ」は単なる節約ではなく、モノの効用を使い切ることであり、「きばる」は、近江地方では「おきばりやす」という挨拶につかわれているくらい日頃から親しまれた言葉である。近江商人の天性を一言で表現している。
・天性成行(てんせいなりゆき)
取引や相場の判断に際しての態度のことである。外村与左衛門家の「心得書」によく出てくる言葉である。取引における基本的な立場は、自分の都合や勝手をだけを優先させず、また思惑をせず、自他ともに成り立つことを考え、売買価格の決定もそのときの天性成行に従うことを求めている。だから損もあれば益することもあるのであり、損益は長期的平均にみることが大事だという。
今のビジネスノウハウの原点となることばかりです。
WIN-WIN
投資と経費
マーケティング
時流をつかむ
など昔からやっていたんですね。
「商い」をする上でとても重要な原点が多く見つかりました。
なぜ、いきなり近江八幡にいったかというと、あたらしい事業を構築中で
その原点となる聖地を見たかったからです。
これから日本だけでなくアジアでもビジネスを展開したいと考えており、
その際の原点を再確認するとともに大切にすべき「考え」を整理したかったからです。
アジアに出張行くたびに感じる「日本人らしさ」をビジネスの基礎にしたいと考えています。
どの国に行っても「日本人の正直さや真面目さ、ひたむきさ、感謝をする心」を褒められます。
もちろんビジネスをする上で「きったはった」の駆け引きなどは必要です。
しかし、原点や最終目的に「日本人らしさ」をおくことが差別化であり勝ち(価値)ポイントだと考えたからです。
本当に面白い。
温故知新です。
良いものを時流に合わせ翻訳し、活用し伝えていきたいと思います。
明日から韓国へ行き、ホテルに籠りビジネスプランを練りたいと思います。