2020年の1月から続けてきた、みき・ミキ・神酒のはなし、ですが、
2024年2月末をもって、お引越しを致します
来月から、琉球弧「みき」モノガタリ、として、
ホームページ内の「みき便り」にて発信していきます。
または、Instagramの琉球弧「みき」モノガタリでも同様の内容の発信をしていきますので、
フォローしていただけたら嬉しいです
これまでご愛読してくださった皆様、応援してくださった皆様、
ありがとうございました。
こちらは、みき、の記録として残していきますので、
今後も色々とお役立ていただけたら嬉しく存じます
最後に、このブログのきっかけを記しておきたいと思います
ちょうど私が、公設市場の店舗で「みき」の販売を始めたのが2018年1月でした。
前の年の2017年に、初めて、みき作りのワークショップを開催して、それが思わぬ好評で。
みんなから、毎日でも飲みたいよ！と言われ、調子に乗ったわけではないけど。
じゃあ、やってみようかなあ、と思って。
年明けの、来間の女性同士のモアイで相談してみたら、
是非やった方が良い！って応援されて。
それで、はじめたんですよ。
で、やり始めて、初めて気が付いたんですけど、「みき」って全然、誰も知らないんですね
毎日、毎日、「みき」って何ですか？と聞かれる日々。
ああ、みきって、みんな知らないんだ～ってのが最初に感じたこと
そして、もう一つ知ったことは、
他の島にも「みき」がある、ってこと。
当時のお店の看板には、
みきは来間島独自の飲み物で、って書いてあって。
それがたまたまネットに上がって、そしたら、すごい炎上して。
「みき」って奄美にもあります
来間島だけのものじゃないですよ、
って。
もう、ごめんなさい！知りませんでした！
教えてくれてありがとうございます！
って一人一人にお伝えして。
ああ、そうなのか、みき、って他の島にもあるんだ、って知るわけです。
そんな風に、お店をやって2年目になる2020年、このブログを始めました
それは、自分も色々と勉強していく中で、
もっと「みき」のことを伝えていきたい、残していきたいという思いが芽生えてきました
島のお年寄りたちから聞く「みき」の話、思い出話なんかがとても面白くて、
知れば知るほどにみきが面白くて、
そんなのを残しておきたいなあ、という思い。
それと、うちのみき、だけじゃない、
他の島のみき、のことも知ってもらいたい、
という気持ちが生まれてきてました
みき製造販売という仕事をしている以上は、
やはり自分の島の「みき」のことを知ってほしい、飲んでほしい、買ってほしい、
という気持ちは当たり前にあります
だけど、「みき」のことをやる、ということは、
それだけではダメなんですよね
それは、「みき」は神様からの授かりもの、だからです
神様から与え賜うたものだからです。
自分の「みき」だけの発信で終わってたらダメだ、
もっと「みき」を知ってもらう、みんなの「みき」を知ってもらうことをしていかなくちゃだめだ、
というのは当時、私が感じたことでした
わたしのみき、来間島みき、を伝える
そして、同じように、他の島々のみき、も伝えていく
この両方を伝えていく、
その思いが、私の両輪となりました
それが、2020年1月。
以来、4年以上、毎週金曜日に、ブログを書き続けてきました
ひたすら、「みき」のことを発信してきました。
その中で、奄美大島や加計呂麻島、沖縄島、などいった先々でも「みき」を訪ね、
交流を重ねていく中で、
「みき」が島によって味わいが違うこと、材料や製法が違うこと、
個性と多様性に満ち溢れていることを知ります。
そして、
琉球弧「みき」モノガタリプロジェクトへ繋がります。
みきの面白さ、
みきの個性と多様性、
共同体の中でただあり続けてきた「みき」と人の暮らし
みきがいて、ひとがいる
そんな営みをもっと伝え行くために。
今後は、琉球弧「みき」モノガタリのホームページの内容の拡充、
小冊子の第2号発行に向けて、力を注いでいきたいと思います。
そのため、ホームページ内のブログへとお引越しします
昨年夏から、琉球弧「みき」モノガタリのInstagramも始まって、
今年初めからホームページ内の「みき便り」も始めて、
どうにか同時並行でやっていこうかと思いましたが。
新しいステージに移っていきたいと思います
皆様には、ご迷惑をお掛けしますが、
引き続き、琉球弧「みき」モノガタリ、ホームページ内のみき便り
またはInstagramの方でお楽しみいただければ幸いです
4年間、ありがとうございました
たんでぃが～たんでぃ～
すてぃがふう
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします
来間島みき主宰/琉球弧「みき」モノガタリプロジェクトリーダー
砂川葉子